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ラグビー コラム 2018年11月15日

モリモリ食べる孫のような選手たちへの愛。寮の食堂のおばちゃんのお話。同志社大学ラグビー部

ラグビーレポート by 同志社スポーツアトム編集局
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食事は身体づくりの基本である。特に育ち盛りのスポーツマンにとっては体調管理の意味以上に筋肉の強化や減量、増量など強さにつながる要素の1つだ。

下川奈良子さん

そこで今回は生活の中心である食事に着目した。これは選手の身体を支える「食」、を支える「寮の食堂のおばちゃん」のお話。

同志社ラグビー部の寮には現在63名の部員が生活しており、お昼は個別で、朝と夜の1日2食を仲間たちとともにしている。

夕飯は寮生だけでなく、練習終わりの他の部員も一緒に食事を摂ることもあり、多い時は90人以上が夕食を摂ることもあるそうだ。今回は主に夕飯を担当し、この「大人数」の「大男」たちのご飯を作る下川奈良子さん(70代)にお話を伺った。

もともと大阪で旦那さんと2人、手打ち蕎麦屋さんを26年間営んでいた下川さんは、お互い年ということもありお店を閉め、栄養士の資格を生かして今の会社に就職した。そこから昨年の4月に同志社ラグビー部の寮に配属され今に至る。

献立は本社が組んでそれを下川さんが手直しし、話し合いを経て決定という流れだ。

揚げ物は練習始まりの火曜限定で、試合前はうどんなどの麺類や、胃にもたれない丼など、消化の良いものという大まかな決まりがあり、あとは朝とダブらないように気をつけながらメニューを決める。

ある日の夕食:カレー、サラダ、鶏のマヨネーズ焼き、ワカメの和え物、柿、汁物

毎食の基本的なメニューは主菜120gが2品にサラダ、卵、汁物、ご飯、デザートでキャベツとご飯はおかわり自由。

多い時は90名以上が食べ、お米は毎回約20kg(134合)を炊き、汁物は2つの大きなお鍋のふちギリギリまで作ってやっとのこのメニューを、下川さんは1人で調理しているというから驚きだ。

「できる範囲できっちりやらせていただこうと」と出汁は天然出汁で、シチューを作るならホワイトソースから作るなど、自分の手で一から作ることにこだわっている。

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