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ラグビー コラム 2018年11月12日

ロスタイムの逆転劇、南アフリカがフランスを破る。テストマッチ2018

ラグビーレポート by 斉藤 健仁
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後半も序盤はフランスの時間帯が続く。1分、敵陣22mライン後方からSOロペスがゴール前にハイパントキックを上げて、味方が競ったこぼれボールをCTB(センター)マチュー・バスタローが拾い、そのまま中央にトライ。ゴールも決まってフランスが23-9と大きくリードした。

このままフランスが一気に得点を重ねていくかと思われた。ただ、ワンプレーで流れは大きく変わってしまう。

南アフリカは直後のキックオフから相手にプレッシャーをかけて、こぼれ球をそのままWTB(ウィング)スブ・ンコシが右中間にトライ。ゴールも決まって16-23、7点差とした。

その後、南アフリカSHデクラークがテンポ良くボールを動かすと、フランスはたまらずペナルティを犯し、12分、20分とSOポラードがきっちりとPGを決めて22-23と、ついに1点差に追い上げた。

だが、フランスも意地を見せる。25分のPGこそ外したものの、27分にはPGをしっかり決めて26-22と4点差に広げる。

連敗を避けるために勝利したい南アフリカは29分、相手のハイパントキックをキャッチしてから右に展開してトライかと思われたが、TMO(テレビマッチオフィシャル)の末、相手のタックルにノックオンを誘われてトライにならず。

残り時間わずかの中、フランスは相手陣に攻め込んで勝負を決めるかに思われたが、寸前のところでペナルティを犯してしまい、南アフリカは中盤のラインアウトのチャンスから攻め込むも再びTMOの末、今度はスローフォワードの判定でトライにならなかった。

ロスタイムが続く中、南アフリカは集中力を切らすことなく、ペナルティからタッチを選択し、モールで押し込んでいく。手元の時間は84分を回っていた。

最後はPR(プロップ)ボンギ・ンボナンビが、右端にトライを挙げてついに逆転に成功、最後はSOポラードのゴールも決まり、南アフリカが29-26と大逆転で勝利を収めた試合となった。

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