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ラグビー コラム 2018年10月19日

トップリーグ第7節ピックアップゲーム「ヤマハ発動機 vs. リコー」

村上晃一ラグビーコラム by 村上 晃一
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矢富洋則

前節トップリーグデビューでトライをあげた矢富洋則

ただし、ヤマハ発動機の先発メンバーを見ると、この枠をフルには使っていない。外国籍選手は5名先発だ。第2節以来の出場となるリチャード・アーノルドは、208cmの長身LO。空中戦に強いLOデューク・クリシュナンとのコンビはリコーにとっては脅威になる。キャプテン堀江恭佑が欠場のため、バイスキャプテンのCTBヴィリアミ・タヒトゥアがゲームキャプテンを務める。怪我で欠場のFB五郎丸歩に代わって15番を背負うのは、本来はWTBの伊東力。WTBは前節に続いて田中渉太、矢富洋則が務める。前節、トップリーグデビューでトライをあげた矢富洋則は、リザーブに入るSH矢富勇毅の弟で、大きなストライドで走る姿はよく似ている。2試合連続トライ、そして兄弟での揃い踏みなるか。

第1節の松橋周平(リコー)

対するリコーは、パナソニックを破ったのと同じ先発メンバーだ。タックラーを次々に弾き飛ばしてチャンスを作ったNO8松橋周平、ハードタックラーのFL武者大輔、元オールブラックスのFLエリオット・ディクソンのFW第三列は勢いがある。機動力あるFW前5人はディフェンスでもよく機能。BKにはパワフルなWTBロトアヘアアマナキ大洋、俊足WTB渡邊昌紀らがおり、ターンオーバーからのアタックは強力だ。

ここまで6試合の統計数値を見ると、トライ数はヤマハ発動機の「26」に対してリコーが「20」、ディフェンス突破が「180」対「142」、クリーンブレイクが「62」対「52」といずれもヤマハ発動機が上回るが、タックル成功率はややリコーが上。パナソニックを破って覚醒したとすれば、リコーはこれまでの数字以上のプレーができるだろう。好勝負が期待できそうだ。

村上晃一

村上 晃一

ラグビージャーナリスト。京都府立鴨沂高校→大阪体育大学。現役時代のポジションは、CTB/FB。86年度、西日本学生代表として東西対抗に出場。87年4月ベースボール・マガジン社入社、ラグビーマガジン編集部に勤務。90年6月より97年2月まで同誌編集長。出版局を経て98年6月退社し、フリーランスの編集者、記者として活動。

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