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ラグビー コラム 2018年10月18日

崖っぷちの筑波大学、3連敗から大学選手権を目指す。ラグビー関東大学対抗戦

ラグビーレポート by 筑波大学新聞
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課題となったスクラム

古川拓生監督(体育系・准教授)は「スクラムの後退が敗因の全て」と語るように、失トライの多くがスクラムからの攻撃だった。

HO(フッカー)吉田隼人(同3年)が「相手のPR(プロップ)祝原涼介選手のプレッシャーが強く、スクラムが崩れて反則を取られてしまった」と振り返るように、相手の強固なスクラムに太刀打ちすることができなかった。

だが、慶應義塾大戦で課題として残った、ゲインラインで前に出るディフェンスは成長を見せた。相手のハンドリングエラーを誘い、トライにつながるものもあった。

ただ、ここ3戦を通じて最大の課題は流れをものにする力の不足だ。明治大戦では前半、幾度となくチャンスを作りながら追加トライを奪えなかった。

後半も僅差まで詰め寄ったが、逆転には至らなかった。古川監督も、「攻守が切り替わった一瞬を突くことが必要だった」と振り返るように、少ないチャンスをものにすることが強豪相手には必要だ。

これで筑波大は開幕から勝ち星なしの3連敗。ここまで関東大学対抗戦は、帝京、明治、慶應義塾、早稲田の上位4大学が3勝、筑波、日本体育、青山学院、成蹊の下位4大学が3敗と実力差がはっきりしている。

筑波大が5位までに与えられる全国大学選手権に出場するには、この後の下位3大学との試合に全勝することが必須だ。

そして、最終戦は全国大学選手権9連覇中の帝京大学。厳しい試合を勝ち切るには、スクラムの修正と少ないチャンスをものにすることが求められる。 後半戦に向けた筑波大の成長を見届けたい。

大学選手権出場のため、絶対負けられない青山学院大学との対戦は、10月21日(日)午後5:00から、J SPORTSオンデマンドで配信される。

文/写真:明石尚之(筑波大学新聞)

筑波大学新聞

筑波大学新聞

筑波大学やつくば市内のニューズを扱う、筑波大学公認の新聞。発行は年7回で発行部数は2万部以上。取材や原稿執筆、紙面の作成などは学生中心で行う。»Twitter »Facebook

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