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後半も不調が続いた。4分に古賀の華麗なステップで早稲田トライを決められてから、互いにパスミスや反則によってゲインしては相手ボールにされる展開が続いた。
硬直した試合の流れを変えたのは早稲田大だった。SH(スクラムハーフ)齋藤直人のビックゲインからSO(スタンドオフ)岸岡智樹の裏へのキックで最後WTB梅津友喜がトライを奪った。
ここから早稲田大のBK(バックス)陣が機能し、立て続けにトライ。その後も突破力があるCTB(センター)中野将伍が2トライを決めるなど躍動し、筑波大を突き放した。終わってみれば10-55の完敗だった。
筑波大にもチャンスがないわけではなかった。「スクラムの強いチーム」と古川監督も評する早稲田大に対して、FW(フォワード)陣は互角以上の戦いを見せた。一方、BK陣がプレーの精彩を欠き、得点に結びつけることができなかった。
強化してきたコンタクトの部分でも攻撃の際にターンオーバーされるケースが目立った。大西主将は「1対1で戦えなかった。もう一度コンタクトを突き詰める必要がある」。
また、キックのミスや相手のキックしたボールを後ろに逸らすなどエリアマネジメントでも課題が残った。筑波大の強みだったラインアウトでも、マイボールにすることができず苦戦した。次戦までに適切なポジショニングとプレーの精度の向上は必須だ。
次戦の相手はタレント揃いの慶應義塾大学。縦への突破が強く、早稲田大戦以上に1対1でのコンタクトが大事になってくる。
強化してきたコンタクトとスタミナで「走り勝つ」ラグビーができるかが勝利の鍵となる。
なお、筑波大学vs.慶應義塾大学の試合は、9月30日 (日) 午後0:20から、J SPORTS 1で生中継、J SPORTSオンデマンドでLIVE配信される。
文:明石尚之(筑波大学新聞)/写真:筑波大学ラグビー部提供
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