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ラグビー コラム 2018年9月23日

ダン・カーター、関西に登場、2試合連続のMOM。トップリーグ第4節:トヨタ自動車vs.神戸製鋼

ラグビーレポート by 斉藤 健仁
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レッドカンファレンスの強豪同士の激突、そしてダン・カーターの関西デビュー戦となった試合には8000人を超える観客が集まった。

「短期決戦」である今年のジャパンラグビートップリーグは早くも中盤に差し掛かり、9月22日(土)に大阪・万博記念競技場で第4節のトヨタ自動車ヴェルブリッツと、神戸製鋼コベルコスティーラーズの対戦が行われた。

トヨタ自動車は、第1節こそ25-27で2連覇中のサントリー・サンゴリアスに逆転で黒星を喫したが、第2節はNECグリーンロケッツに29-5、第3節は日野自動車レッドドルフィンズに36-14と2連勝で調子は上向きである。

一方の神戸製鋼コベルコスティーラーズは、開幕はホームでNTTコミュニケーションズシャイニングアークスを34-27で下したが、先週は北海道胆振地方中東部で発生した地震の影響により、札幌・月寒屋外競技場で開催予定だった宗像サニックスブルース戦が延期に(9月29日に代替開催)。

2試合目となった先週はサントリーと対戦し、元オールブラックス司令塔の世界的スターSO(スタンドオフ)ダン・カーターのトップリーグデビューとなり、そのカーターが21得点をあげる活躍を見せ、36-20で4シーズンぶりにサントリーに勝利。こちらも勢いに乗っている。

トヨタ自動車は前節から両PR(プロップ)を含むFW(フォワード)4人を変更し、BK(バックス)も前節のSH(スクラムハーフ)岩村昂太、SOクリントン・スワートからそれぞれ茂野海人、ライオネル・クロニエにハーフ団を入れ替えるなど3人を替えて臨んだ。

また、この試合はCTB(センター)マレ・サウ、イエーツ・スティーブンのトップリーグ出場100キャップ目の試合となった。

対して神戸製鋼は、FL(フランカー)グラント・ハッティングに替わり、マット・バンリーベンが先発した以外は、SH(スクラムハーフ)日和佐篤、SOカーターのハーフ団を軸に、HO(フッカー)有田隆平、LO(ロック)張碩煥、NO8(ナンバーエイト)中島イシレリ、CTBアダム・アシュリークーパー、WTB(ウィング)山下楽平、FB(フルバック)山中亮平ら前節と同じスターティングメンバーで臨んだ。

トヨタ自動車のキックオフで始まった試合は、互いに負けられない試合のため、ノックアウト方式のトーナメント戦のような試合展開になる。

前半2分、テンポ良く攻めたトヨタ自動車がペナルティを獲得し、SOクロニエがPG(ペナルティゴール)を決め、3-0と先制する。さらに10分、トヨタ自動車は再びSOクロニエのPGで3点を追加し6-0に。

神戸製鋼もすぐに反撃に転じ、14分にSOカーターが左足でPGを決めて、3点を返したが、25分に再びSOクロニエのPGで、トヨタ自動車が9-3とリードを広げる。

だが、先にトライを奪ったのは神戸製鋼だった。29分、敵陣5mでのラインアウトからモールを形成し、そのまま中央右に押込んで、最後は24日から始まる日本代表候補合宿に初招集されたNO8中島がトライ。SOカーターのゴールも決まり、神戸製鋼が10-9と逆転に成功する。

33分、トヨタ自動車がSOクロニエのPGで12-10と再びリードするが、前半終了間際の38分に神戸製鋼はSOカーターのこの日3本目のPGを決め、13-12と1点リードで前半を折り返した。

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