ワールドカップ戦士が再集結。2015年イングランド大会を振り返り、2019年日本大会に思いを馳せる

ラグビーワールドカップ2019日本大会の開幕1年前を迎えるにあたり、ラグビーワールドカップ2015イングランド大会で活躍したメンバーが集結。1年後への想いや決意を語り合うトークセッションや、ファンとの交流会が開催された。

出演者は、稲垣啓太、田中史朗、ホラニ 龍コリニアシ、福岡堅樹、堀江翔太（パナソニック）、大野均、三上正貴、湯原祐希、リーチ マイケル（東芝）、畠山健介、真壁伸弥（サントリー）、木津武士（日野）、五郎丸歩（ヤマハ発動機）、立川理道（クボタ）の14選手と廣瀬俊朗コーチ（東芝）の15名。

また、ゲストに元日本代表の大西将太郎さん、アシスタントに吉木りささんを迎え、MCは矢野武さん、谷口廣明さんが務めた

トークセッション最初のテーマは、「PLAYBACK ラグビーワールドカップ2015」。イングランドで3勝を挙げたジャパンの戦いぶりを映像を見ながら振り返った。まずは南アフリカ戦。前半7分に日本が、五郎丸選手のPG（ペナルティゴール）で先制。

「ワールドカップ、最初のキックはどうでしたか？」と聞かれた五郎丸選手は、「緊張はなかった。でも、この数分後に外すんですけど…」と、ここでも笑いの先制点をあげる。この後も試合を振り返りながら、笑いが絶えない会場だったが、世界に衝撃を与えた最後の逆転シーンも、感動以上に爆笑が巻き起こった。

後半40分を過ぎて日本がペナルティをもらった場面、「木津がスローインしたくなかったからスクラムになった」と暴露されると、木津選手は「それ言う！？」。そして、カーン・ヘスケス選手の逆転トライの映像が映されると、田中選手の涙腺が崩壊。

田中選手は「本当に感動した試合で、人生でこんな試合は1回あるかないか。自分達を誇りに思うし、これまで支えてくださったファンの皆さんにも感謝したい」とコメント。「また、あの再現を期待しています」と言われると、田中選手は再び泣いた…。

その後、スコットランド戦、サモア戦、アメリカ戦と映像を見ながら、ワールドカップを振り返った後、突然、選手から選手への質問コーナーとなった。油断していた立川選手が質問者に指名され、困った挙げ句ようやく出た質問は、リーチ選手に「カフェの経営はどうですか？」。