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ラグビー コラム 2018年9月21日

3連覇を狙う天理、立ち塞がるのは京都産業か同志社か。ラグビー関西大学リーグのみどころ

ラグビーレポート by 斉藤 健仁
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◆京都産業大学:セットプレーからBKを活かす

昨年度は天理大学にこそ敗れた、が6勝を挙げて2位になった京都産業大学。今年はまず天理大学に勝利し、関西大学Aリーグ制覇を大きな目標としている。

京都産業大学といえば、大西健総監督の下、伝統的にスクラムにこだわっているチームとして知られている。「スクラムは(昨年度の)4年生が抜けて手薄になったが、ここ5年で一番多く組んでいる」と元木由記雄ヘッドコーチが言うように、今年も強化を進めてきた。PR横山慶太郎、PR松本幸志郎(ともに4年)、HO宮崎達也(2年)らに期待がかかる。

今年からOBで、2015年ラグビーワールドカップメンバーの1人でもある、元日本代表LO伊藤鐘史が今年からコーチに就任し、ラインアウトの強化にあたっている。

そのラインアウトは伊藤コーチの実弟LO鐘平(3年)が鍵を握る。他にもキャプテンFL上田克希(4年)、運動量豊富な仕事人のFL城間賢(2年)、突破力のあるNO8フェインガ・ファカイ(3年)、ルーキーのNO8檜垣大宇(東海大仰星出身)もおり、FW戦でゲームをリードしたい。

BKはSO中村悠人、CTB田畑凌(ともに3年)、昨年のトライランキング2位のWTB濱田将暉(4年)、WTBニコラス・ホフア(2年)ら昨年度活躍したメンバーが揃っている。そのため、「FWのセットプレーが鍵になる」元木コーチが言うように、FWがいいボールを供給できればBKで決めきる力は十分だ。

さらにルーキーのSH廣田瞬(天理出身)、CTB ヴァカラヒ・ゴードン(日体荏原出身)、WTB 笹岡海斗、堀田礼恩(ともに京都成章出身)、WTB 焼山功雅(東福岡出身)と実力ある選手が加わり、メンバー争いに絡んで来るはずだ。

まずは11月24日に行われるライバルの天理大学戦まで1試合ごとに、力をつけていきたい。

◆立命館大学:攻撃的なディフェンスから勝機を掴む

昨年は最終戦で関西学院大学を下して、4勝3敗で3位。大学選手権に出場した立命館大学。だが、大学選手権で慶應義塾大学に12-101で敗れた。そのため、今年度も再び、大学選手権の舞台に戻り、ベスト4に入ることを目標に掲げた。

中林正一監督は「大学選手権に出て100点取られて負けるという、関西代表としてふがいない結果となりました。再びこの舞台へ戻るために3位ではなく優勝争いをするよう、1戦1戦戦っていく」と意気込んでいる。

FWは日本代表キャップも持つ、キャプテンのFL古川聖人がケガから復帰し、昨年9トライを挙げてリーグトライ王HO山口達也、LO小島佑太(いずれも4年)、PR向仲涼、金沢一希、LO横井達郎(いずれも3年)らが引っ張る。ルーキーではPR百地龍之介(東海大仰星出身)、FL宮下大輝(報徳学園出身)らメンバーに入ってきそうだ。

SH畠中優凪 、SO田中健登(ともに4年)、SO/CTB吉本匠、CTB藤高将(ともに3年)、ルーキーのSH平尾剛士(東福岡出身)がゲームをコントロールする。CTBは磯田凌平(4年)、原口智也、CTB片岡涼亮(ともに3年)、バックスリーではWTB山口匠(4年)、FB(フルバック)和田泰成(3年)、さらにルーキーのWTB木田晴斗(関西大倉出身)、藤井健太郎(伏見工業出身)が出場をうかがう。

キャプテンFL古川が「攻撃的なディフェンスでリズムをつかみ、アタックを仕掛けます」と言うとおり、まずは守備からゲームを組み立てて勝利を重ねたい。

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