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ラグビー コラム 2018年9月2日

トップリーグ最多の観客を集めたゲームは劇的な決着、サントリーvs.トヨタ自動車

ラグビーレポート by 斉藤 健仁
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トライを挙げて喜ぶサントリー

開幕から今季のトップリーグを占う「ビッグゲーム」は、最後の最後までどちらに勝負がころぶかわからない激闘となった。

9月1日(土)に行われた開幕節、愛知・豊田スタジアムでは、3連覇を狙うサントリーサンゴリアスと、昨季のトップ4の一角、フィジカルラグビーのトヨタ自動車ヴェルブリッツ(ともにレッドカンファレンス)がいきなり対戦した。

昨季の同カードは32-31、そして夏合宿もサントリーが31-26で勝利しているが、昨季からトヨタ自動車には、ラグビーワールドカップ優勝監督であるジェイク・ホワイト氏が就任し、力をつけてきているため、クロスゲームが予想された。

サントリー新人のCTB梶村

両チームの23人のベンチ入りメンバーを見ると、互いに大学卒業したばかりのルーキーが9人も顔を揃えた。サントリーは帝京大学の9連覇に貢献したPR(プロップ)堀越康介、WTB(ウィング)尾崎晟也、明治大学出身のCTB(センター)梶村祐介が先発。

トヨタ自動車は、東海大学出身のPR三浦昌悟、天理大学出身のPR木津悠輔、帝京大学出身のNO8(ナンバーエイト)吉田杏、WTB岡田優輝がスターターに名を連ね、控えには同じく帝京大学出身のPR垣本竜哉、明治大学出身のFL(フランカー)/LO(ロック)古川満が入った。

トヨタで初の試合となったSH茂野

また、サントリーでは昨季はリーグ規定で出場できなかったSO(スタンドオフ)田村煕と、トヨタ自動車ではSH(スクラムハーフ)茂野海人の2人が2年ぶりのトップリーグの出場となった。

ラグビーワールドカップを来年に控えて、会場の1つである豊田スタジアムにはトップリーグ記録となる3万1322人が来場し、熱戦に視線を送った。なお、トップリーグで観客が3万人を超えたのは初めてのことだという。

前半の序盤は、攻めるサントリー、守りで粘るトヨタ自動車という展開になる。しかし、第1試合で降った雨や暑さの影響やトヨタ自動車のプレッシャーもあり、サントリーはミスが目立ち、なかなかトライを挙げることができない。

トライを挙げたPR堀越

試合が動いたのは22分、サントリーは新人CTB梶村が激しく前に出てゲインすると、最後は「狙いました!」という同じく新人PR堀越が、ポール下にボールを押さえてトライ。ゴールも決まって7-0で先制に成功する。

だが、ホームの大声援を背に受けたトヨタ自動車もすぐに反撃。25分、ボールを継続して、最後は日本代表の第2次ワールドカップトレーニングスコッド入りしたWTBヘンリー ジェイミーが飛び込んでトライ。

さらに28分、スクラムを起点にサインプレーからFB(フルバック)ジオ・アプロンが抜け出し、最後は新人WTB岡田がトライを挙げて、トヨタ自動車が7-12とリードした。

サントリーも31分、直前にSOマット・ギタウに替わって途中出場したSO田村がPG(ペナルティゴール)を決めて、10-12で前半を折り返した。

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