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ラグビー コラム 2018年8月22日

【ザ・ラグビーチャンピオンシップ】ニュージーランド代表、オールブラックスの注目選手

ラグビーレポート by 斉藤 健仁
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◆オールブラックスの10番を背負う世界No.1の司令塔
 ボーデン・バレット(Beauden Barrett)

所属:ハリケーンズ
ポジション:SO(スタンドオフ)
身長/体重:187cm/91kg
生年月日:1991年5月27日
キャップ数:64

オールブラックス不動の司令塔で、現在、世界ナンバーワンのSO(スタンドオフ)と言っても過言ではない、容姿端麗なスター選手である。2011年、2015年のワールドカップで、オールブラックス2連覇の立役者となったSOダン・カーターがチームを去った黒衣軍団の10番を背負ってチームをけん引している

所属するハリケーンズも2016年にスーパーラグビーの優勝に導き、2016、2017年と2年連続ワールドラグビー最優秀選手にも輝いた、今、一番波に乗っている司令塔と言えよう。キックとパスを交えた冷静なゲームコントロールだけでなく、ステップやスピードも武器で、隙があればランで相手ディフェンスを抜き去り、トライを取る決定力も高い攻撃的な選手だ。

2010年に国内リーグでデビューし、2011年からハリケーンズでプレー、2012年にはオールブラックス初キャップを獲得。2015年のワールドカップにも選出されWTB(ウィング)やFB(フルバック)として、6試合に出場して優勝に貢献。2016年はスーパーラグビーで223点を挙げて得点王にも選ばれた。

ザ・ラグビーチャンピオンシップ、そして2019年ワールドカップでもオールブラックスの中心として、ゲームをコントロールして、チームを勝利に導くはずだ。

趣味は海釣りと赤ワインを飲むこと。尊敬する選手はオールブラックスで活躍したCTB(センター)コンラッド・スミスだという。

5兄弟と3姉妹の次男で、一つ下の弟のLO(ロック)スコット(クルセイダーズ)、ハリケーンズで一緒にプレーする弟FB(フルバック)ジョーディーも、すでにオールブラックスデビューを果たしており、今大会も3人揃ってスコッド入りを果たした。2019年ワールドカップも3兄弟揃って日本で活躍が期待されている。

◆スターへと駆け上がった微笑みのプレースキッカー
 ダミアン・マッケンジー(Damian McKenzie)

所属:チーフス
ポジション:SO(スタンドオフ)/FB(フルバック)
身長/体重:177cm/78kg
生年月日:1995年4月20日
キャップ数:15

今年のスーパーラグビーでSO(スタンドオフ)として活躍し、プレイヤーオブザシーズンに輝き、2019年のワールドカップでの活躍が期待されているのが、ダミアン・マッケンジーだ。チーフスでまず、FB(フルバック)としてブレイクし、一気にオールブラックスまで駆け上がった選手で、プレースキック前の微笑みがトレードマークだ。

177cmと身長は高くはないが、スピードと変幻自在のステップが武器で積極的なランでトライに絡み、プレースキックの精度も高い。2014年のU20ニュージーランド代表で存在感を示し、2015年は国内リーグのワイカトでプレーし、そのままチーフスでスーパーラグビーデビュー。マオリ・オールブラックスにも選出された。

そして2016年はチーフスで199得点、10トライ。ともにリーグ2位につけるなど大いに躍動。ついに同年10月、アルゼンチン代表戦でオールブラックスデビューを果たした。

さらに2017年はスーパーラグビーを運営する「SANZAAR」の最優秀選手に選出されるまでに成長し、オールブラックスでもコンスタントに試合に出場し続けて存在感を示した。そして、2018年のスーパーラグビーでは10番を背負ってプレーし、チーフスを引っ張り、出色のできを見せた。

オールブラックスではFBはもちろんのこと、SOとしても絶対的司令塔のボーデン・バレット、クルセイダーズを優勝に導いたSOリッチー・モウンガとライバル争いを演じることになるはずだ。

ニュージーランドのインバーカーギル出身で、高校はクライストチャーチで過ごした。兄マーティーもチーフスでプレーするバックスリーで、日本のサンウルブズでもプレーするロビー・ロビンソンは従兄弟だ。実家は農家で、もしラグビーをしていなかったら競走馬のトレーナーを目指していたという。

好きな選手はオールブラックスのチームメイトFBベン・スミスだという。まだ23歳の若者で「iPhoneがないと生きていけない」と若者らしい一面も。

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