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ラグビー コラム 2018年8月17日

世界最強4カ国による戦いが開幕!ザ・ラグビーチャンピオンシップ 第1節の見どころ

村上晃一ラグビーコラム by 村上 晃一
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対するワラビーズは、キャプテンのマイケル・フーパーが6月の怪我から復帰し、ボールハンターのNO8デヴィッド・ポーコック、198cm、121kgのパワフルFLラカン・ツイという強力なFW第三列を組む。オールブラックスのキアラン・リード、FLサム・ケイン、リアム・スクワイヤーというFW第三列とのボール争奪戦での攻防は凄まじいものになりそうだ。

HB団は、SOウィル・ゲニア、SOバーナード・フォーリーのベテラン。CTBはカートリー・ビールとリース・ホッジのコンビ、最後尾は不動のFBイズラエル・フォラウが固める。フォラウは、オールブラックスと戦った15試合で6トライをあげている。HOはイングランドのレスター・タイガース所属のタタフ・ポロタナウ。いつものようにハンマーで叩くようなタックルを連発するだろう。豪華メンバー同士の戦いは、初戦からタフなものになりそうだ。

同日、南アフリカのダーバンで行われるのは、SA代表スプリングボクス対ARG代表プーマスだ。スプリングボクスは、6月のテストマッチシリーズでイングランドに2勝1敗と勝ち越し、ラシー・エラスマスヘッドコーチの評価は高まるばかり。6月には17名の新たな選手が代表デビューし選手層も厚くなった。FLシア・コリシがキャプテンを務め、6月は怪我で欠場した主力選手の4人、HOマルコム・マークス、LOエベン・エツベス、FLフランソワ・ロー、NO8ワーレン・ホワイトリーが戻ってきた。エラスマスヘッドコーチも、攻守の要になる彼らの復帰を喜ぶが、プーマスの地力アップを警戒する。

プーマスは、元代表HOのマリオ・レデスマが新ヘッドコーチとなった。レデスマヘッドコーチは今年のスーパーラグビーでは、ほぼプーマスで固めたジャガーズを率い、参戦3年目で初のプレーオフ進出を成し遂げた。スーパーラグビーで活躍したWTBバウティスタ・デルギー、FBエミリアノ・ボフェリ、ジャガーズのキャプテンFLパブロ・マテーラも先発。スプリングボクスに対しても、立ち上がりからアグレッシブに仕掛けるはずだ。昨年のTRCではスプリングボクスに連敗。プーマスの2016年以来の勝利はなるか。

どのチームも2019年のラグビーワールドカップに向かってチーム力を上げ、自信をつけたい時期だ。2018年のTRCのオープニングを飾る2試合も見る者の胸を躍らせる内容を期待したい。

村上晃一

村上 晃一

ラグビージャーナリスト。京都府立鴨沂高校→大阪体育大学。現役時代のポジションは、CTB/FB。86年度、西日本学生代表として東西対抗に出場。87年4月ベースボール・マガジン社入社、ラグビーマガジン編集部に勤務。90年6月より97年2月まで同誌編集長。出版局を経て98年6月退社し、フリーランスの編集者、記者として活動。

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