人気ランキング

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

メルマガ

お好きなジャンルのコラムや
ニュース、番組情報をお届け!

メルマガ一覧へ

コラム&ブログ一覧

ラグビー コラム 2018年8月16日

パナソニックがトップリーグ開幕前にオーストラリアの強豪に挑む ワールドシリーズラグビーの見どころ

ラグビーレポート by 斉藤 健仁
  • Line

昨年、サンウルブズでチーム内MVPに輝いた福岡は開幕から好調を維持して9トライを挙げる活躍を見せ、パナソニックも昨シーズン、レギュラーシーズンは13戦全勝と負けなしだった。

だが日本選手権を兼ねたプレーオフ(総合順位決定戦)ではやや失速してしまい、決勝でサントリーサンゴリアスに敗れて準優勝に終わってしまった。

「キーマンが負傷し不運も重なりましたが、サントリーのここ一番にかける強さを感じた。チームとしてリーグ戦よりもプレーオフの内容がよくなかったことは反省点ですし、個人としても納得できるパフォーマンスではなかった。プレーオフに100%の状態で試合ができるようにしたい」(福岡)。

ただ、今年のトップリーグもレッドカンファレンス、ホワイトカンファレンスと8チームに分かれてリーグ戦を行うため、優勝候補の一つであるパナソニックでも所属するホワイトカンファレンスで上位4チーム以内に入らなければ優勝の可能性はなくなってしまう。

もちろん福岡もそれは十分承知しており、「トップリーグは近年、中位チームも実力を上げてきている。最初から調子を上げておかないとやられてしまうので、今回のフォース戦から調子を上げていきたい」と先を見据えた。

実はトップリーグ3年目のシーズンを迎える福岡は、高校、大学と頂点に立ったことはなく、パナソニックに入った後も優勝できていないので、まだ日本一を経験していない。

「自分が入る前のシーズンまで勝っていたチームですし、自分としては1~2年目に苦渋を味わったので、今年は絶対に勝って終わりたいですし、日本一への思いもあります。必勝のシーズンです」(福岡)。

「今回の大会(ワールドシリーズラグビー)参加は我々の新章をスタートするにあたり、素晴らしい機会となる」とディーンズ監督と言うように、パナソニックとして王座奪還、そして福岡にとって悲願の日本一へ――フォース戦は、トップリーグを控えたパナソニック、そしてWTB福岡にとって開幕前の絶好の腕試しとなろう。

今年から始まった「ワールドシリーズラグビー」のフォース対パナソニックは8月17日(金)、JSPORTS 1とJ SPORTSオンデマンドで午後7時20分から生中継される。トップリーグ開幕前のパナソニックの仕上がり具合に注目しよう!

斉藤健仁

斉藤 健仁

スポーツライター。1975年生まれ、千葉県柏市育ち。ラグビーと欧州サッカーを中心に取材・執筆。エディー・ジャパン全試合を現地で取材!ラグビー専門WEBマガジン「Rugby Japan 365」「高校生スポーツ」の記者も務める。学生時代に水泳、サッカー、テニス、ラグビー、スカッシュを経験。「エディー・ジョーンズ 4年間の軌跡」(ベースボール・マガジン社)、「ラグビー日本代表1301日間の回顧録」(カンゼン)など著書多数。≫Twitterアカウント

  • Line

あわせて読みたい

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

ジャンル一覧

人気ランキング(オンデマンド番組)

J SPORTSで
ラグビーを応援しよう!

ラグビーの放送・配信ページへ