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ラグビー コラム 2018年8月2日

いよいよ決勝戦!地元で連覇か?悲願の初優勝か? クルセイダーズ vs. ライオンズ スーパーラグビー決勝の見どころ

村上晃一ラグビーコラム by 村上 晃一
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ここまでの戦いぶりを見ていると、クルセイダーズが圧倒的に優位に見える。相手ディフェンスに対応して、タックルを受けにくい位置に次々にパスを出し、走り込んでくる攻撃は止めるのが難しい。セットプレーの安定、隙のない組織ディフェンスもあり、卓越したプレーメイカーであるモウンガは試合を追うごとに判断の精度を上げているように見える。しかし、誰もが一方が優位と思ったときほど番狂わせは起きるものだ。クルセイダーズがメンタル面で甘く入ってしまえば取り返しのつかないことになるかもしれない。ライオンズとしては、スクラムで勝り、相手陣深くに入ってのラインアウトの回数を増やしたい。セットプレーの多い展開になれば勝機はある。

個人賞争いでは、クルセイダーズのWTBジョージ・ブリッジがここまで15トライで、トライランキングの2位。1位のベン・ラム(ハリケーンズ)は16トライでシーズンを終えた。同数でのトライ王か、17トライというスーパーラグビー新記録を達成するのか、ブリッジにも注目だ。また、まもなく開幕する日本のトップリーグに加入する選手も出場する。クルセイダーズのFLマット・トッド(パナソニック)、ライオンズのFLクワッガ・スミス(ヤマハ発動機)、CTBハロルド・フォースター(パナソニック)だ。どの選手も各ポジションでスーパーラグビー屈指の実力者だ。トッドとスミスのボール争奪戦でのマッチアップは凄まじいものになりそうだ。トップリーグと重ねながらスーパーラグビー決勝戦を楽しめる日本のファンの皆さんは幸せかもしれない。

村上晃一

村上 晃一

ラグビージャーナリスト。京都府立鴨沂高校→大阪体育大学。現役時代のポジションは、CTB/FB。86年度、西日本学生代表として東西対抗に出場。87年4月ベースボール・マガジン社入社、ラグビーマガジン編集部に勤務。90年6月より97年2月まで同誌編集長。出版局を経て98年6月退社し、フリーランスの編集者、記者として活動。

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