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ラグビー コラム 2018年7月30日

クルセイダーズとライオンズ、決勝は2年連続で同じ顔合わせに。スーパーラグビー準決勝

ラグビーレポート by 斉藤 健仁
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後半に入ると拮抗した状況が続く。15分、ライオンズのSOヤンチースがPGを決めて、22-19となりゲームが動く。18分、後半から入ったワラターズのHOフィッツパトリックがシンビン(10分間の一時的退場)となり、ライオンズは数的有利となる。

そのチャンスをライオンズは見逃さず、18分、ラインアウトモールで再びHOマークスがトライを追加し、27-19となる。

さらにホームチームの勢いは止まらず、23分にはFLスミスがギャップを突いて走り切って、この日2本目のトライを上げて、34-19とリードを広げる。さらに33分にSOヤンチースのPGで37-19と引き離す。

ワラターズも必死の反撃を見せて、36分にSHジェイク・ゴードンのトライで、37-26と9点差まで迫った。その後もワラターズが自陣から積極的にアタックを仕掛けたがパスが乱れて、ライオンズがターンオーバー。

SOヤンチースのキックパスからWTBコートナル・スコーサンがトライを挙げてだめ押しに成功。終わってみれば6トライを挙げたライオンズが、44-26で3年連続のファイナル進出を決めた。

就任1年目で決勝進出を果たしたスイス・デブルーインHCは「決勝へ進んでも戦うのは選手たちなので、彼ら自身がモチベーションを上げていくしかない。我々はチームとしてやるべきことにフォーカスするだけ」と冷静に先を見据えた。

一方、敗れたワラターズのキャプテン、SOフォーリーは、「結果が伴わなくて残念だったが、チームを誇りに思う」と前を向いた。

ニュージーランドのクルセイダーズと南アフリカのライオンズと2年連続で同じカードとなった決勝戦は、互いにセットプレーが得意で、しかもアタック能力の高いため、見ているラグビーファンを魅了する熱戦になることは間違いなし。

スーパーラグビーの決勝は8月4日(土)にクルセイダーズのホーム、クライストチャーチのAMIスタジアムでキックオフされる。クルセイダーズの2連覇なるか、それともライオンズが3度目の正直で初の戴冠となるか。

ラグビーワールドカップを翌年に控え、世界中のラグビーファンの耳目を集める一戦は8月4日(土)午後4:25から、J SPORTS 1で生中継、J SPORTSオンデマンドでLIVE配信される。

斉藤健仁

斉藤 健仁

スポーツライター。1975年生まれ、千葉県柏市育ち。ラグビーと欧州サッカーを中心に取材・執筆。エディー・ジャパン全試合を現地で取材!ラグビー専門WEBマガジン「Rugby Japan 365」「高校生スポーツ」の記者も務める。学生時代に水泳、サッカー、テニス、ラグビー、スカッシュを経験。「エディー・ジョーンズ 4年間の軌跡」(ベースボール・マガジン社)、「ラグビー日本代表1301日間の回顧録」(カンゼン)など著書多数。≫Twitterアカウント

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