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ラグビー コラム 2018年7月30日

クルセイダーズとライオンズ、決勝は2年連続で同じ顔合わせに。スーパーラグビー準決勝

ラグビーレポート by 斉藤 健仁
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◆ライオンズ vs. ワラターズ

準決勝の第2試合は、南アフリカカンファレンス首位&全体2位のライオンズと、オーストラリアカンファレンス首位&全体3位のワラターズの対戦が、ライオンズのホームである、ヨハネスブルクのエリス・パークで行われた。

昨年まで2年連続で準優勝のライオンズは、今シーズンはアウェイでなかなか勝ち星に恵まれず、9勝7敗だったが、それでもプレーオフの切符を手にして、準々決勝ではホームでジャガーズ(アルゼンチン)を40-23で下して準決勝に進出した。

対するワラターズは南アフリカや、ニュージーランドのチームには苦戦したが、同じオーストラリアカンファレンスのライバルには勝利し、9勝1分6敗でプレーオフに進出。

先週、ホームで行われたハイランダーズ(ニュージーランド)との準々決勝は、先制されたものの、後半に3トライを挙げて逆転し、30-23で準決勝に勝ち上がった。

ライオンズはキャプテンのNO8ウォーレン・ホワイトリーを中心に、ケガから復帰したHO(フッカー)マルコム・マークス、SOエルトン・ヤンチース、WTBアフィエ・ディアンティら、スプリングボクスの主力選手を中心に先発メンバーを構成した。

ワラターズのダリル・ギブソンHCは、「フィジカルな戦いになる」ことを想定して、HOを準々決勝のダミアン・フィッツパトリックから、トール・ラトゥに入れ替えた。

それ以外は、ケガのマイケル・フーパーに代わってキャプテンを務めるSOバーナード・フォーリーを筆頭に、LOロブ・シモンズ、WTBタンゲレ・ナイヤラヴォロ、CTBカートリー・ビール、FBイズラエル・フォラウとこちらもワラビーズ経験者を中心に臨んだ。

4年ぶりの優勝を狙うワラターズは、アウェイの戦いながら序盤からゲームの主導権を握る。試合開始早々、敵陣へパスでボールをつないで連続攻撃を繰り返す。

CTBビールからハンドリングミスなくパスをまわすと、最後はFLネド・ハニガンが左中間にボールを持ち込んでトライ。SOフォーリーのゴールも決まり、7-0と先制した。

さらに8分、ワラターズはスクラムから突破力に長けたWTBナイヤラヴォロが自陣から50メートルを走り、大きくゲインすると、ゴール前まで一気に迫り、FBフォラウが中央にトライ。ゴールも決めて、14-0とリードを広げた。

しかし、その後は徐々にライオンズが調子を挙げてくる。21分、ライオンズはFWとBKが一体となって攻撃し、最後はスーパーラグビーのシーズン後、ヤマハ発動機ジュビロに加入する、FLクワッガ・スミスがゴールに持ち込んでトライ。

5点を返してライオンズが、5-14と追い上げると、続く26分、カウンターからWTBディアンティがチップキックし、自分でキャッチしてそのままトライ。SOヤンチースのゴールも入り、12-14とその差を縮めていく。

35分には、ラインアウトからドライビングモールで押し込み、最後はHOマークスが飛び込んでトライ。ゴールも決まり、19-14とついにライオンズが逆転に成功する。

だが、すぐにワラターズも意地を見せて39分、ラインアウトからのサインプレーが決まって、PRトム・ロバートソンが走り抜けてトライ。19-19と同点で前半を折り返した。

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