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ラグビー コラム 2018年7月3日

サンウルブズ、シンガポールで初勝利、そして初のシーズン3勝目

ラグビーレポート by 斉藤 健仁
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試合はいきなり、サンウルブズがアタックで魅せる。前半2分、ラインアウトを起点にCTBリトルが抜け出しビッグゲイン、フォローしたWTB山田に渡り、オフロードパスが乱れたもののCTBエミリーが素早く反応しキープ、左に展開し、最後はSOパーカーが左隅に飛び込んでトライ。

自身でゴールを決めて7-0で先制する。さらに19分にはラインアウトのサインプレーからSH内田啓太が抜け出し、トライを挙げて14-0とリードを広げた。

しかし、23分には相手CTBクリエルにFBファンデンヒーファーのキックがチャージされてしまい、そのままトライを許す。28分にもクイックスローイングが乱れ、再びCTBクリエルにトライを献上し、14-14と同点に追いつかれてしまう。

その後はブルズペースで試合が進み、試合終了間際の38分、相手のモールを反則で止めてしまったFLブリッツが、シンビン(10分間の一時的退場)となり数的不利に。その後もFWを前面に押し出したブルズに後手を踏み、40分にはSOポラードにギャップを突かれてトライを与えて14-21でハーフタイムを迎えた。

後半、先に得点を挙げたいサンウルブズだったが、2分、相手にPG(ペナルティゴール)を許し、14-24と10点差をつけられる。

それでも6分、14人だったサンウルブズはラインアウトのサインプレーからWTBセミシ・マシレワが抜け出し、最後はFBファンデンヒーファーが左隅にトライ。

ゴールも決まって、21-24と3点差に追い上げる。だが、9分、すぐに相手PRにトライを与えて21-31と再び10点差に。

残り30分、「僕らが走り勝てるのはわかっていたし、相手が疲れてくるのもわかっていたので、ボールインプレー増やそうとした」とNO8徳永が言うように、明らかに相手のFWの疲れが見えてくると、サンウルブズの時間帯となる。

12分、ラインアウトを起点に途中出場のSH田中、WTB山田、FLブリッツとつながり、最後はブリッツが左中間にトライを挙げて28-31と再び3点差に。

相手にPGを決められ、28-34とされた後の25分、ターンオーバー後に自陣から見事にボールをつないで、CTBエミリーのロングパスを大外にいた途中出場のFLラーボニ・ウォーレンボスアヤコが受けて、最後は内側をフォローしたCTBリトルへ。ついに35-34と逆転に成功。

31分、ブルズもSOポラードがPGを決めて、35-37と再逆転するが、残り10分弱、サンウルブズの集中力と意地がブルズを上回る。

35分、自陣22m右のラインアウトから、FLウォーレンボスアヤコが抜け出して中央にトライ、ゴールも決まって42-37とサンウルブズが3度目のリード。最後の3分間ほどは、SH田中がFWを使って時間を消費し、そのままサンウルブズが42-37で勝利した。

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