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ラグビー コラム 2018年7月3日

サンウルブズ、シンガポールで初勝利、そして初のシーズン3勝目

ラグビーレポート by 斉藤 健仁
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6月のウインドウマンス(代表月間)が明けて、いよいよ今週からスーパーラグビー2018が再開した。今シーズンも残り3節となったサンウルブズは、6月30日(土)、ホームの1つであるシンガポールに、優勝3回を誇る南アフリカのブルズを迎えた。

2勝11敗で総勝ち点10のサンウルブズ(オーストラリアカンファレンス5位)は第15・16節こそ、アウェーでレベルズ、ブランビーズに敗れたものの、ホームで行われた第13節のレッズ戦、14節のストーマーズ戦には勝利しており、ホームでの3連勝、そしてスーパーラグビー参入3年目にしてシンガポールの地で初の白星を目指した。

昨年、ウインドウマンス明けの試合に大敗した反省から、ジェイミー・ジョセフHC(ヘッドコーチ)は6月中旬から日本代表に参加していない外国人選手を集めて合宿を敢行し準備を進めた。同時に日本代表で試合時間が少なかった、モチベーションの高い選手の多くをブルズ戦の遠征メンバーに招集した。

ただ、ジョセフHCは腰の手術のためにニュージーランドに帰国。その代わり、最終節までの3試合はトニー・ブラウン アタックコーチがHC代行を務めることになった。

キャプテンのFL(フランカー)ヴィリー・ブリッツを筆頭に、PR(プロップ)クレイグ・ミラー、ジョージア代表として先週の試合に出場したHO(フッカー)ジャバ・ブレグバゼ、LO(ロック)ジェームズ・ムーア。

正確無比のキッカーSO(スタンドオフ)ヘイデン・パーカー、突破力に長けたCTB(センター)にはマイケル・リトルとジェイソン・エミリー、WTB(ウィング)セミシ・マシレワら、スターターにはお馴染みの顔が並んだ。また、ゲラード・ファンデンヒーファーがFB(フルバック)として、サンウルブズ初先発となった。

また、先週まで日本代表として活動していたPR浅原拓真、LOヘル ウヴェ、FL布巻峻介、NO8(ナンバーエイト)徳永祥尭、SH(スクラムハーフ)内田啓介、WTB山田章仁が先発に、同じく代表として試合に出場していたPR石原慎太郎、HO庭井祐輔、SH田中史朗、SO/CTB松田力也、CTB中村亮土もベンチ入りした。

一方、5勝8敗と黒星先行し、昨年もサンウルブズに敗れている南アフリカカンファレンス5位のブルズは、総勝ち点24とカンファレンス2位のジャガーズとは10点差とわずかながらプレーオフ進出できる可能性を残していたため、6月のテストマッチに出場していた南アフリカ代表選手を休ませず、本気の布陣で臨んだ。

スプリングボクスの10番を背負ったキャプテンのSOハンドレ・ポラードを軸に、PRピエール・スクーマン、LOのRG・スナイマン、SHエンブロス・パピエー、CTBジェシー・クリエル、FBウォリック・ヘラントといった南アフリカ代表選手の多くが先発した。

高温多湿のシンガポールの試合。ブルズはサンウルブズよりもFW(フォワード)の平均身長で6.5cm、平均体重で4gkほど上回っており、ブラウンHC代行は「当然今回の試合はとても蒸し暑い中での試合が予想され、肉体的にも消耗するでしょう」とコメント。

「しかし、これを自分たちのアドバンテージとして活かし、クイックなゲーム展開、ボールを動かしていきたい」と意気込んだように、キックを使いつつ、スピードと展開力で大きなFWが自慢の相手に挑んだ。

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