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前節から2週間空き、春季大会第4戦は流通経済大学との一戦。春季大会3連勝となるか。前節の東海大学戦で爆発した自慢の攻撃力に注目が集まった。
流通経済大のキックオフで始まった試合は前半7分、敵陣ゴール前左側でのスクラムからサイドアタックで抜け出すと、最後はWTB(ウィング)の北村将大(2年=伏見工・京都工学院)がトライ。
キッカーの竹山晃暉(4年=御所実)もゴールを決め、帝京大が7-0と先制すると、流れに乗った帝京大は12分にもFW(フォワード)の連続攻撃から菅原貴人(4年=御所実)が飛び込みトライ。ゴールも決め14-0とした。
その後、LO(ロック)のジョセファ・ロガヴァトゥ(3年=ハミルトンボーイズ)のトライなどで、21-0と大きくリードした帝京大だったが、22分、自陣ゴール前の相手ボールのスクラムからトライを許し、7点を返される。
それでも、「全員がアタックし続けるという気持ちを持って試合に臨んだ」という主将の秋山大地(4年=つるぎ)の言葉通り、積極的にアタックを仕掛け、前半だけで5トライ5ゴール。35-7で折り返す。
ハーフタイム。選手は「常に0-0のイメージを持つように、ノーサイドまで戦おう」と話し、グラウンドへ向かった。
そして、迎えた後半。帝京大の流れは止まらない。2分、ラインアウトからモールを形成。
そこからSH(スクラムハーフ)小畑健太郎(4年=伏見工業・京都工学院)がブラインドサイドを突くと、最後はFB(フルバック)奥村翔(2年=伏見工業・京都工学院)へと渡り、中央にトライ。キックも決まり、42-7とする。
すると、6分には圧巻のプレーで会場を沸かせる。スクラムから、エリアの回復を狙った相手のキックを奥村がキャッチすると「フォワードが沢山走ってしんどい時にバックスがとらなければ」と自陣10mラインからディフェンスを振り切ってトライ。
このプレーで完全に流れを掴んだ帝京大は、後半も6トライを挙げ試合は、82-17でノーサイド。春季大会3連勝を果たした。
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