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ラグビー コラム 2018年5月21日

サンウルブズ、ロスタイムの劇的勝利。初のスーパーラグビー2連勝

ラグビーレポート by 斉藤 健仁
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自陣からコンテストキックを蹴り続けて、自分たちより大きな相手FW陣の体力を消耗させるようという狙いは十分に伝わってきた。

ただ前半終了後、「ソフトトライを与えてしまった」とジョセフHCが指摘したように、後半、ディフェンスで粘り、どこまで相手の失点を抑えるかが鍵になると予想された。

後半、アタックのテンポを挙げたサンウルブズの攻撃が実ったのは、後半17分のことだった。

ボールを左右に大きく動かし、途中出場のSH流からSOパーカー、FB松島とパスをつなぎ、最後は右サイドでFLリーチ マイケルがLOグラント・ハッティングにオフロードパス。

ハッティングが長い手でファンブルしたボールをどうにか収めて、そのままトライ、ついに17-17の同点に追いつく。

25分、サンウルブズは途中交代で入ったLOヘル ウヴェがジャッカルで相手の反則を誘い、SOパーカーがPGを決めて20-17と、この試合初めて逆転に成功する。

しかし、負けられないストーマーズも31分、34分にはFBのマレイが長い距離のPGをしっかりと決めて、再び、20-23とリードに成功する。

ホーム、そして初の香港での試合で意地を見せたいサンウルブズは、40分、再び、LOウヴェがジャッカルを決めて、左サイド、逆風の中で40mを超えるPGをSOパーカーが決めて23-23と同点に。

ロスタイム、ストーマーズは反則を狙うかのように、強力FW陣を中心に17次攻撃を継続するが、サンウルブズは途中出場のHOジャバ・ブレグバゼがジャッカルし、ターンオーバーに成功。

自陣から左に展開、SOパーカーのキックパスをWTB福岡がキャッチし、ボールをつなぐ。さらに攻撃を重ね、ラックからSH流がSOパーカーにパス。

そのSOパーカーが、相手SHのプレッシャーを感じて、利き足ではない右足でDG(ドロップゴール)を決めて、26-23。試合はそのままサンウルブズの勝利でノーサイド。

前節に続いて殊勲のSOパーカーは「今日のように、最後にDGを決めて勝利したことは初めての経験です。(利き足の)左足で狙おうと考えていたが、たまたまその位置になってしまったので、右足でいくしかなくなって、やってやろうと思った」と胸を張った。

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