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日本の強豪高校のラグビー部が、同世代の世界の高校に挑む「サニックスワールドユース交流大会2018」。
2000年から、福岡県宗像市のグローバルアリーナでゴールデンウィークに行われており、19回目となる今年も4月28日(土)から5月5日(日)にかけて行われる。
高校の単独チームが各国から集まる「サニックスワールドラグビーユース交流大会」は世界のラグビーシーンでも貴重な大会であり、国境を越えた高校生同士の真剣勝負の場ということだけでなく、大会中、若い世代の国際交流も大会の大きな魅力となっている。
また、この大会は、日本だけでなく各国の代表選手が誕生することで知られており、若き才能の躍動にも注目してほしい。
国別ではニュージーランドが9回の優勝を誇るが、2015年、2016年は南アフリカ勢が優勝を果たし、昨年はレセ・ボルデバッスがフランス勢としては、2度目の優勝を飾ったように、イングランドをはじめとしたヨーロッパ勢も実力がある。
今年は韓国のチームが辞退したため、男子の15人制は海外の高校からニュージーランド、オーストラリア、南アフリカ、イングランド、ロシア、フィジー、中華台北の7チーム、日本高校から9チームの計16チームが参加する。
日本からは9チームが出場するが、昨季の花園ベスト4に進出した東海大仰星(大阪)、大阪桐蔭(大阪)、桐蔭学園(神奈川)、東福岡(福岡)の4校が出場する。
中でも桐蔭学園は、春の全国高校選抜大会を制しており勢いに乗っている。花園、選抜と準優勝に終わった桐蔭学園はこの舞台で世界に揉まれて、さらなる成長を遂げたい。
また、今大会常連で準優勝の経験もある東福岡、昨年の花園優勝の東海大仰星も力のあるチームであり、上位進出を狙っている。
桐蔭学園の神奈川県内のライバルである東海大相模(神奈川)は、1月に開催され、「裏花園」と呼ばれるサニックスワールドラグビーユース交流大会予選会で優勝し、出場権を得た。
他には九州ラグビーフットボール協会より推薦されたモールも強く展開ラグビーも指向している秋田工(秋田)、前に出るディフェンスに定評のある尾道(広島)、展開力が武器の長崎北陽台(長崎)の3校。
さらに韓国の高校が辞退したため花園、選抜でベスト8だったFW(フォワード)とBK(バックス)ともに前に出る力のある報徳学園(兵庫)が参戦する。
女子は7人制で行われ、ニュージーランド、オーストラリア、イングランド、カナダとセブンズの強豪国から4チーム、日本からはブレイブルーヴ(東京)、追手門学院 VENUS(大阪)、石見智翠館(島根)、福岡レディースラグビーフットボールクラブ(福岡)の4チームの計8チームが参加する。
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