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ただサンウルブズは最後まで諦めなかった。後半32分には相手キックカウンターからの24次攻撃を防ぎきる。
その後もペナルティが続いたことで自陣に釘付けとなったが、後半38分に相手がノックオンを犯すまでインゴールを割らせなかった。
後半40分にようやく自陣を脱出したサンウルブズ。しかしここでクルセイダーズが右大外で次々とパスをつなげる流石のスキルを見せ、最後は19歳のジャック・ストラットンがトライ。
ゴール成功で最終スコアは11-33。ホームのクルセイダーズが今季6勝目を挙げた。
これで0勝8敗となったサンウルブズのジェイミー・ジョセフHC(ヘッドコーチ)は、反省を交えつつも「試合の序盤でイージートライを取られてしまいましたが、クルセイダーズに対してプレッシャーをかけ続ける事ができたのは、よかった点だと思います」と手応えも語った。
選手も反省の中に収穫を感じている様子で、この日先発したWTB福岡は「ディフェンスもしっかり声でコミュニケーションがとれていましたし、皆すごく頑張ってくれていたと思います」
「相手に最初にリードされてしまうと苦しい展開になってしまうので、次戦ではまずこちらから得点をあげ、相手を焦らせるような展開に持ち込みたいです」と、次戦への意気込みを語った。
その次戦は4月27日(金)、中5日でNZ北島ウェリントンに移動して相まみえるハリケーンズ戦。
ハリケーンズはここまで6勝1敗で、優勝候補の一角に挙げられている。
昨季王者クルセイダーズと後半途中まで競ったことを自信に変え、NZツアー最終戦でファンに希望を与える戦いを見せたい。
多羅 正崇
スポーツライター。法政二高-法政大学でラグビー部に所属し、大学1年時にはU19日本代表候補に選出される。法政大学大学院日本文学専攻卒。現在は「ラグビーリパブリック」「Number web」等に記事を寄稿。≫Twitterアカウント ≫noteアカウント
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