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ラグビー コラム 2018年4月20日

記念の試合に負けられないレッズ、上位戦線に留まりたいチーフス。スーパーラグビー第10節みどころ

ラグビーレポート by 斉藤 健仁
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レッズはFWが前に出てしっかり相手にプレッシャーを与えること、SHルーカス、SOランスがしっかりゲームを組み立てることができるかが鍵を握るだろう。

さらにレッズにとって、今回のチーフス戦が136年の歴史を誇る、レッズが所属するクイーンズランド協会のラグビー史上通算1000試合目の記念すべき試合でもある。

レッズのブラッド・ソーンHC(ヘッドコーチ)は、「このタイミングでホームに帰って来られたことは非常に良かった。主力も万全で帰ってきたし、まだケガ人もいるが、若い選手にもチャンスが与えることができる」。

さらに「ジョージ・スミスが戻ってきたことで、彼の経験をチームに注入してもらい、相手にとってもブレイクダウンでの脅威になろう。この数週間、私たちの調子は良くなかったし、オーストラリアのチームはなかなかニュージーランド勢に勝てない。タフなチャレンジになるだろうが楽しみにしている」と意気込みを語った。

対するチーフスはFWのみ、4人を変更してアウェイの戦いに臨む。PRはカリ・トゥイヌクアフェ、HO(フッカー)リアム・ポルワート、LOにはタイラー・アードロンが、オールブラックスのブロディー・リタリックとコンビを組む。

NO8(ナンバーエイト)にはピタ・ソワクラが起用され、オールブラックスである共同キャプテンの一人、FLサム・ケインはもちろん7番をつけて先発する。

BK(バックス)はSO(スタンドオフ)ダミアン・マッケンジー、CTB(センター)アントン・レイナート ブラウンの23歳の若きオールブラックスコンビ、そして共同キャプテンのFB(フルバック)チャーリー・ナタイらが前節と変わらず先発し、変更はない。

チーフスとしてはセットプレー、そして接点でFWが上回ることができれば、パスも、ランで仕掛けるのも上手いSOマッケンジーを起点に攻撃ラグビーを見せることができよう。

チーフスのコリン・クーパーHCは、「ブリスベンでレッズと戦うことは難しい挑戦になる。リーダーグループを中心にハードな練習をしてマインドをセットしてきた。レッズはFWもBKもボールキャリーがいるので、なんとか前に出て試合を進めたい。先週の敗戦が良い薬になった」と気を引き締めた。

クイーンズランド・レッズがクイーンズランド協会にとって記念すべき試合に連敗を脱出して浮上のきっかけをつかむか。それとも今年も好調のチーフスがアウェイでも勝利して、上位のハリケーンズ、クルセイダーズについていくことができるか。

熱戦必至のレッズvs.チーフスは日本時間4月21日(土)午後6時45分にレッズのホーム、ブリスベンのサンコープ・スタジアムでキックオフされ、J SPORTS 4で生中継、J SPORTSオンデマンドでLIVE配信される。

サンウルブズファンにとっても、レッズは5月12日(土)に東京・秩父宮ラグビー場で、相対するだけに見逃せない戦いとなろう。

斉藤健仁

斉藤 健仁

スポーツライター。1975年生まれ、千葉県柏市育ち。ラグビーと欧州サッカーを中心に取材・執筆。エディー・ジャパン全試合を現地で取材!ラグビー専門WEBマガジン「Rugby Japan 365」「高校生スポーツ」の記者も務める。学生時代に水泳、サッカー、テニス、ラグビー、スカッシュを経験。「エディー・ジョーンズ 4年間の軌跡」(ベースボール・マガジン社)、「ラグビー日本代表1301日間の回顧録」(カンゼン)など著書多数。≫Twitterアカウント

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