人気ランキング

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

メルマガ

お好きなジャンルのコラムや
ニュース、番組情報をお届け!

メルマガ一覧へ

コラム&ブログ一覧

ラグビー コラム 2018年4月20日

安定感あるプレーを披露している「なんでもできる」選手と、仕事人ぶりを発揮すればサンウルブズを苦しめるキャプテンに注目 ウィークエンドピックアッププレイヤー

村上晃一ラグビーコラム by 村上 晃一
  • Line

最強のクルセイダーズを相手に6番で先発することになった徳永は次のようにコメントした。「移動もあり少し準備期間は短いですが、移動前に落とし込みをする時間がありましたし、フライトの時間を使って皆で共有する事もできました。海外遠征は一緒に過ごす時間も長いので、細かいところも詰めていく事ができています。相手が強豪ニュージーランドチームなので、個人的にもチャレンジしたいという気持ちが大きいです。昨年のクルセイダーズ戦では大差で負けてしまいましたが、ハングリ―精神で向かっていけば、先日のライオンズ戦のように、いい戦いができると思います」。

対するクルセイダーズは、オールブラックスで95キャップのPRオーウェン・フランクス、66キャップのFB/WTBイズラエル・ダグが怪我から復調して今季初のメンバー入り。世界最強PRの一人と、抜群のステップワークを誇る天才BKの加入は、サンウルブズにとっては脅威だ。今季全試合に出場していたキャプテンのLOサム・ホワイトロックが調整のために欠場。代わってFLマット・トッドがキャプテンを務める。

ニュージーランド屈指のオープンサイドFLマット・トッド(185cm、105kg)を、クルセイダーズの注目選手としてあげたい。2011年にスーパーラグビーデビュー。2013年、同じクルセイダーズのカリスマ、リッチー・マコウが長期休暇をとった際に実力を発揮し、同年、オールブラックスでのデビューを果たした。練習、試合と常に100%の力を発揮する姿勢は誰もが認めるところ。その姿は、マコウに重なる。今季は5試合に出場し、タックル成功率は93%。昨年は15試合に出場し、90%のタックル成功率を残した。骨惜しみせず走り回り、堅実なタックからボールに絡む。トッドがいつもの仕事人ぶりを発揮すれば、サンウルブズは苦しい戦いになる。

サンウルブズのFLラブスカフニも、ボールハンターであり、堅実なタックラーだ。そのハイレベルなマッチアップが試合の質をさらに高めるだろう。

村上晃一

村上 晃一

ラグビージャーナリスト。京都府立鴨沂高校→大阪体育大学。現役時代のポジションは、CTB/FB。86年度、西日本学生代表として東西対抗に出場。87年4月ベースボール・マガジン社入社、ラグビーマガジン編集部に勤務。90年6月より97年2月まで同誌編集長。出版局を経て98年6月退社し、フリーランスの編集者、記者として活動。

  • Line

あわせて読みたい

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

ジャンル一覧

人気ランキング(オンデマンド番組)

J SPORTSで
ラグビーを応援しよう!

ラグビーの放送・配信ページへ