人気ランキング

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

メルマガ

お好きなジャンルのコラムや
ニュース、番組情報をお届け!

メルマガ一覧へ

コラム&ブログ一覧

ラグビー コラム 2018年4月16日

勝利予感させた前半、失速した後半。スーパーラグビー2018「サンウルブズ×ブルーズ」

ラグビーレポート by 多羅 正崇
  • Line

第4節ライオンズ(南アフリカ)戦以来の勝利を挙げたタナ・ウマンガ ヘッドコーチ(HC)は「サンウルブズがどうくるかというよりも、自分たちに何ができるかということに特化して一週間準備してきました」

「この数週間の中でやっていたことが、ここで報われたという感想です」と喜びを語った。

またゲーム主将のHOパーソンズは、優勢だった後半について「ブレイクダウンがポイントでした」と、ボール争奪戦でプレッシャーをかけたことが勝利につながったと分析した。

一方、これで開幕7連敗となったサンウルブズのジェイミー・ジョセフHCは、敗戦を淡々と振り返った。

「非常に残念ですし、チームもそう思っています。前半はブルーズに大きなプレッシャーをかけていて、もう7点とれていたら畳み掛けることができたと思います。ハーフタイムはチームも自信に満ち溢れていました」

「しかし、ブルーズにはXファクターが揃っており、非常にしつこいチームで、攻撃をやめない――ということを念頭においたうえで戦いましたが、主導権を相手に渡してしまいました」

前半はラッシュするディフェンス、ブレイクダウンでのファイトからペースを握り、課題だったラインアウトも安定。十分に勝利を予感させる戦いを披露したサンウルブズ。

しかし後半は反則が増え、自陣へ後退したのち、エリア外側の防御を次々に破られた。逆転を試みるもボールキャリアーが絡まれ攻撃を継続できず、逆転は叶わなかった。

次こそファンへ初勝利を届けたいサンウルブズは、これからニュージーランド遠征へ旅立つ。

遠征先で対戦するのは優勝候補の2チーム、第9節終了時で5勝2敗のクルセイダーズ(4月21日/クライストチャーチ)と、6勝1敗のハリケーンズ(4月27日/ウェリントン)だ。

ファンの心を掴むようなファイトを貫き、今こそ全員で難所を乗り越えたい。

多羅正崇

多羅 正崇

スポーツジャーナリスト。法政二高-法政大学でラグビー部に所属し、大学1年時にスタンドオフとしてU19日本代表候補に選出。法政大学大学院日本文学専攻卒。「Number」「ジェイ・スポーツ」「ラグビーマガジン」等に記事を寄稿.。スポーツにおけるハラスメントゼロを目的とした一般社団法人「スポーツハラスメントZERO協会」で理事を務める。

  • Line

あわせて読みたい

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

ジャンル一覧

人気ランキング(オンデマンド番組)

J SPORTSで
ラグビーを応援しよう!

ラグビーの放送・配信ページへ