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ラグビー コラム 2018年4月9日

桐蔭学園、春の選抜を連覇。全国高校選抜ラグビー

ラグビーレポート by 斉藤 健仁
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一方、惜しくも2度目の優勝はならなかった大阪桐蔭の綾部監督は「(試合を通して)ほとんど相手ボールでしたね。入りは良かったんですが、ディフェンスしている時間が長く、(相手に)フェイズを重ねられてしまった」と肩を落とした。

大阪桐蔭はCTB松山主将を中心に花園での優勝を目指す

また、キャプテンCTB(センター)松山千大(3年)は「FWでゲインされて、それが重なってスコアまでつなげられてしまいました。相手の形を出させてしまったのが敗因だと思います」。

そして、「アタックでは攻めたらゲインは切れたので、そこの部分は自信にしていきたい。チームとしてディフェンスはこだわっていきたい」と先を見据えた。

こうして今年度の春の選抜大会は、桐蔭学園の優勝で幕を閉じた。ただ、まだ4月である。どの強豪チームも新1年生を迎えて、1学期、夏合宿を経て冬まで強化する時間はたっぷりある。

今年度の花園は恐らく桐蔭学園、大阪桐蔭が軸になる可能性は高いが、奈良の天理、御所実業、東福岡、東海大仰星(大阪)、流通経済大柏(千葉)、選抜こそ出場できなかったが京都成章(京都)など強豪チームは冬までに力を上げてくることは間違いない。

大阪桐蔭の綾部監督は「(今年度は)抜けているチームがない」と言うように、どのチームにも花園で優勝する力はあろう。冬まで大きくチーム力を伸ばすチームはどこになるのだろうか、その経過を楽しみつつ、花園を心待ちにしたい。

斉藤健仁

斉藤 健仁

スポーツライター。1975年生まれ、千葉県柏市育ち。ラグビーと欧州サッカーを中心に取材・執筆。エディー・ジャパン全試合を現地で取材!ラグビー専門WEBマガジン「Rugby Japan 365」「高校生スポーツ」の記者も務める。学生時代に水泳、サッカー、テニス、ラグビー、スカッシュを経験。「エディー・ジョーンズ 4年間の軌跡」(ベースボール・マガジン社)、「ラグビー日本代表1301日間の回顧録」(カンゼン)など著書多数。≫Twitterアカウント

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