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ラグビー コラム 2018年3月29日

混戦模様の大会、今季の主役となる高校はどこか?全国高校選抜ラグビー

ラグビーレポート by 斉藤 健仁
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◆Bグループ:流通経済大柏(千葉)、長崎北陽台(長崎)、関大北陽(大阪)、仙台工業(宮城)

Bグループは、PR(プロップ)葛西拓斗、WTB(ウィング)永山大地(3年)らがおり、関東大会の決勝で桐蔭学園に肉薄した流通経済大柏、九州大会で準優勝し、セブンズのユース日本代表のFB山口泰輝(2年)のいる長崎北陽台の争いか。

選抜大会は初出場ながら、昨年度の花園予選で大阪府決勝まで進み、近年強化が進んでいる関大北陽も実力校だ。同じく初出場の仙台工業は全国の強豪に胸を借りる形になりそうだ。

◆Cグループ:天理(奈良)、佐野日大(栃木)、福岡工業(福岡)、函館ラ・サール(北海道)

Cグループは近畿大会ベスト4、花園も選抜大会でも優勝経験のある、パスラグビーを信条とする天理がリード。FL(フランカー)照井悠一郎主将を軸に2度目の優勝を目指す。

関東大会で國學院久我山を破った初出場の佐野日大、同じく初出場の福岡工大、3度目の出場となる函館ラ・サールの3校は、まず選抜大会での初勝利を挙げて勢いに乗りたいところ。

◆Dグループ:桐蔭学園(神奈川)、関商工(岐阜)、城東(徳島)、札幌山の手(北海道)

ゲームをコントロールする桐蔭学園SH小西

Dグループは連覇を狙う、関東大会優勝の桐蔭学園(神奈川)が群を抜いた存在だ。1年生から活躍しているSH(スクラムハーフ)小西泰聖(3年)、WTB谷口宜顕(2年)ら花園で活躍した選手も多い。

初出場の関商工は東海大会準優勝の、城東は四国大会優勝の勢いを選抜大会でも出せるか。北海道の雄・札幌山の手も14年連続出場中の意地を見せたい。

◆Eグループ:中部大春日丘(愛知)、仙台育英(宮城)、尾道(広島)、茗渓学園(茨城)

Eグループは強豪4校が同じグループに入り、予想が難しい組み合わせになった。元日本代表の大籔正光を父に持つWTB大籔洸太(3年)がいる東海大会優勝の中部大春日丘、NO8(ナンバーエイト)高武俊輔(3年)のいる四国大会王者・尾道、関東大会3位でパスラグビーが魅力の茗渓学園、そして東北大会3位の仙台育英と強豪が揃う。決勝トーナメントに勝ち抜けるチームはどこになるのか。

◆Fグループ:東福岡(福岡)、秋田工業(秋田)、東海大仰星(大阪)、昌平(埼玉)

東福岡で存在感を見せるWTB志氣

Fグループは最も注目を浴びる組になりそうだが、藤田雄一郎監督がパナソニックに研修に赴き、キックも取り入れているという九州大会優勝の東福岡が優勢だろう。そして、昨年度の花園優勝の東海大仰星は近畿大会5位で、何とか選抜大会に出場。FWが小型化したが、大会中にどこまで成長できるか。

また、モールだけでなく展開ラグビーを指向し、東北大会で優勝した秋田工業はPR金森栄人主将(3年)中心に上位チーム打倒に意気込む。昨年度の花園にも出場して会場を沸かせた昌平は、地元の声援を背に選抜大会でも躍動するか。いずれにせよ楽しみなグループだ。

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