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モーター スポーツ コラム 2022年8月4日

鈴鹿8耐 2022〜ホンダ、8年ぶりの優勝なるか?最強体制のカワサキ、虎視眈々のスズキとヤマハ

モータースポーツコラム by 辻野 ヒロシ
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そんなカワサキvsホンダのワークス対決がクローズアップされがちですが、鈴鹿8耐は「FIM世界耐久選手権」(FIM EWC)の1戦であり、年間チャンピオンの行方にも注目が集まります。日本と海外のジョイントチームとして昨年チャンピオンに輝いた「Yoshimura SERT MOTUL」(渡辺一樹/ザビエル・シメオン/シルヴァン・ギュントーリ)は開幕戦・ル・マン24時間レースで優勝し、ランキング首位で鈴鹿8耐に挑みます。同チームのスズキGSX−R1000Rは全日本ロードレース選手権の実戦を通じ、渡辺一樹が開発を進めてきました。スズキのワークスマシンとも言え、MotoGPで培ったノウハウも注ぎ込まれており、高いポテンシャルを有しています。

そして、FIM世界耐久選手権のチャンピオン経験もあるホンダ系トップチーム「F.C.C. TSR Honda France」(ジョシュ・フック/マイク・ディメリオ/ジーノ・リア)にとっても、鈴鹿8耐は地元凱旋レース。今季はスパ24時間で2位表彰台を勝ち取るなどして、ランキング2位につけています。ワークス仕様のホンダCBR1000RR−Rではなく、24時間レースにも対応したTSR独自の耐久仕様であるため、驚くべきスピードはないかもしれませんが、豊富なデータと改善を積み重ねてきた同チームは意外な伏兵になるかもしれません。

一方でヤマハは今年、ワークスチームが参戦しません。ただ、FIM世界耐久選手権のレギュラーチーム「YART YAMAHA」(マーヴィン・フリッツ/ニッコロ・カネパ/カレル・ハニカ)は事前テストで2分6秒台の好タイムをマークしました。これはもう全日本で走っているワークス仕様に限りなく近いポテンシャルを持っていると考えても良いでしょう。24時間レースではトラブルに泣くことが多い同チームですが、8時間レースは彼らの得意ジャンル。鈴鹿8耐でも表彰台まであと一歩のところまで迫る、振り向けばYARTというレースを何度も展開しており、必ずや表彰台の一角を狙うレースを展開することになるでしょう。

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