人気ランキング

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

メルマガ

お好きなジャンルのコラムや
ニュース、番組情報をお届け!

メルマガ一覧へ

コラム&ブログ一覧

モーター スポーツ コラム 2022年7月15日

No.96 K-tunes RC F GT3 新田守男選手&高木真一選手 | 2022年 SUPER GT特別企画「相方のこと教えてもらっていいですか?」

SUPER GT by 島村 元子
  • Line
No.96 K-tunes RC F GT3

No.96 K-tunes RC F GT3

──では、高木選手は相当大きなプレッシャーの中で初戦を迎えたのですか?

T:いや、プレッシャーとかまだ感じる前だから。その当時、アメリカでレースがしたくて、そっちの方で活動していたからその年は日本でレースをすることは考えてなかった。ところがアメリカのレースの話がなくなっちゃったんで、うろうろしてたんです(苦笑)。そこで武士から連絡があって。で、とりあえず土屋春雄さんのところへ新田さんと一緒に挨拶に(行った)。で、走ることになったんですけど、その時はとにかく与えられたものでがんばらなきゃっていうだけだったんです。プレッシャーも感じる余裕がないぐらい、とにかくがんばって走ろうっていう気持ちでした。プレッシャーを感じなかったですね。でも、去年のチャンピオンチーム(※3)で……恵一さんと信吾がチャンピオン獲ったその後っていうのもよく知ってたんで。優勝しなきゃいけないっていう……まあレギュレーションもちょっと変わったかもしれないですけど、なんか、(勝つことが)当然のことのような感じはして、(チームに)入ったつもりではいたんです。春雄さんにもそう言われたような気がする。勝つのが当たり前のところに行ったっていうのは、すごく印象に残っていますね。

※3:1998年、No.25 つちやMR2は、鈴木恵一/舘信吾両選手を擁してシリーズ戦5勝達成。クラスチャンピオンを獲得した。

──コンビ初レースで優勝。これで、新田選手は高木選手の印象は何か変わりましたか?

N:さっき真一も言ってたけど、チームでレースをやるっていう話になると、僕の先輩たちからそういうふうに教わってきたけど、土屋さんからも「何のために(レースを)やるのか?勝つためにやるんだ」っていうことを、目的……その最大目的として一番最初に植え付けられる。それを真一にも伝えてるから、真一はその時プレッシャーがなかったって(振り返って)言ってるけど、若かったからなかったんだろし、とにかくがむしゃらに走ってましたよ。だからスピンもしちゃう。だけどスピンをした結果……ちょっと語弊があるかもしれないけど、運っていうかそのチャンスを引き寄せる力も……ドライバーって必要というか。よく“持ってる”“持ってない”っていう言い方をするけど、なんかね、結構そういうものを感じる要素を僕は逆に感じたんですよね。だから、普通はそれでスピンして終わっちゃって勝てなかったら、「次のレース、(出場のチャンスは)ちょっとないよ」っていう話になっちゃうのに、がむしゃらに行った結果ああいう形になったけれど結局優勝することできたから……“持ってる”ものがあるんだろうなって思いました。

  • Line

あわせて読みたい

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

ジャンル一覧

J SPORTSで
モーター スポーツを応援しよう!

モーター スポーツの放送・配信ページへ