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モーター スポーツ コラム 2022年6月29日

冨林勇佑選手(No.5 マッハ車検 エアバスター MC86 マッハ号)「ホッとしたような気持ち半分、悔しさ半分”ぐらいが今の気持ち」

SUPER GT あの瞬間 by 島村 元子
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冨林:他のカテゴリーでもそうなんですけど、僕自身、結構100%(の力で)“バーン!”と行き切って(走りを)まとめられるし、まとめられなくても意外と致命傷にならない方が多くて。とにかく予選はもう思いっきり行ってやるよ! みたいな気持ちで走っちゃうタイプなんです。でも、鈴鹿に関しては、チームから「ほんとに8割(の力)でいいから」(笑)、って念を押されて。「オマエがQ1通ってくるまで、Q1で使い続けるからな」と言われるなか、クルマの速さを信じて普通にアタック……「気負うことなくアタックしてこい」と、玉中(哲二チーム)代表にアドバイスされたので。個人的には「予選、行き切ったわー」っていうような達成感は全然なかったんです。正直、すっごく“丸まったアタック”で(苦笑)。3位でもちろん良かったんですが、もっとほんとは行けるけど……っていうような気持ちもありつつ、でも自分の仕事をしっかり無難にこなせたっていうところで、そこは良かったかなって思います。やれることをやれる範囲でしっかりこなすっていうのが大事なんだとすごく感じました。

──一方、eスポーツのバーチャルレースでも、長らく活躍中(※6)ですが、 リアルレースに挑戦しようと思ったのはいつ頃ですか?

冨林:強く感じたのは2018年で、レースを始めたのもその年の10月でした。やっぱりレースっていうのはすごく資金もかかるものだと思います。僕自身、eスポーツをやってから自分で免許取って本物のクルマを乗り始め、そこからちょくちょくサーキットも行くようになって。サーキットを走る機会は年に何回かあったりしたんですが、実際レースに出るってなったときに「じゃあ何が必要なのか?」とか、「誰と連絡を取ればいいのか?」っていうところは正直分からなかったですし、僕も大学生だったんでそんなに深く考えてなかったんです。そのなかで、一番明確にレースに出たいっていうきっかけになったのが、18年に筑波サーキットのライセンスを取って自分のクルマで走ったことでした。そのときになんかすごくゲームと同じようにというか、ほんとにeスポーツをやってるような感覚で走れたので、 「レースやりたいな」、「やれるんじゃないかな」っていう……具体的な気持ちというか、はっきりとした気持ちに変わったのんです。2018年の2月くらいのことだったと思いますね。

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