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モーター スポーツ コラム 2022年6月29日

冨林勇佑選手(No.5 マッハ車検 エアバスター MC86 マッハ号)「ホッとしたような気持ち半分、悔しさ半分”ぐらいが今の気持ち」

SUPER GT あの瞬間 by 島村 元子
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※2:富士戦のQ1ではラストアタックで自己ベストタイムを更新し、5番手に浮上。だが、“四脱”(4輪脱輪=走路外走行)の対象となり、タイム抹消に。結果、セカンドベストタイムが採用され、Q1・B組の12番手に終わった。

──鈴鹿はマザーシャシーが得意とするコース。タイヤ無交換の戦略はいつ決まりましたか?

冨林:ウチの場合、(開幕戦)岡山のようにタイヤ交換義務がなければ、 基本的に常に無交換を意識していて……。マザーシャシーはクルマが軽い分、タイヤの発熱に非常に苦労するようなクルマなので、タイヤを替えてしまうとアウトラップから(タイヤが)温まるまでの時間がかなり厳しいというところがあるんです。そういう意味でもサーキット入りするときから、基本的にチームも僕も無交換を意識してました。

──スタートドライバーとして、タイヤマネージメントがポイントになったと思います。どう心がけてレースに挑まれたのでしょうか。

冨林:例年のチームマッハ(のレース戦略)を見ていても、(タイヤ)無交換する時は、タイヤの内圧をかなり低い状態にセットしてスタートをするので、最初の1~2周が非常に大事になっていて……。チームとしても(鈴鹿戦は)予選が6位(※3)だったんですが、12~13番手におそらく無交換をするであろう他のチームのクルマがいたので、 (ポジションが)落ちてもそこまでにしてくれっていう……。かなり序盤が厳しく、落ちるのはわかってるので、最低限そこまで(のポジション)で帰ってきてくれたら多分ピット(作業後)に(順位が)ひっくり返るから、というような(アドバイスを)チームから受けていました。個人的にはひとつでもポジションを落とさず帰ってくるっていう目標を立てて……それに合わせてフォーメーション中も、すごく(タイヤの)ウォームアップを入念にやったんですけど、スタートしてみたら……僕、意外とローリングスタート好きなのもあるかもしれないんですが、結構うしろとの距離を離して、むしろ前との距離をビタビタに詰めるような形でスタートできたので、ポジションを失うことなく前の集団についていけたんです。

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