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モーター スポーツ コラム 2022年6月11日

高星明誠選手(No.3 CRAFTSPORTS MOTUL Z)「もう1回勝って20点というポイントを積み重ねたい」

SUPER GT あの瞬間 by 島村 元子
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──その割にと言ったらおかしいかもしれませんが、クルマを降りた時に涙がなかったので、クールだなと思ったのですが?

高星:うーん(苦笑)。どっちかというと、チェッカーを受けて1周してる間にもう(涙を)出し切ったみたいな感じですね(笑)。そこで出し切れたんで、(クルマを)降りた時は結構サラッとしてたのかなと思います。

──朝の公式練習では、クルマがシェイクダウン状態でピットでの作業も多く、高星選手は専用走行のみでしたが、その専用走行も他の選手のトラブルで赤旗になりました。ほぼ走れない中、予選に向けてどんな思いや不安がありましたか?

高星:千代選手が公式練習で4番手のタイムだったのですが、GT500の専有の時にもトラブル車両がいて、赤旗になったんです。タイムを出していない(アタックシミュレーションができていない)チームがいた中で4番という認識だったので、ほんとにアタックをしたら周りももっと速いんじゃないかっていう部分があって……。なので、Q1はもともと僕が担当(する予定を)してたのに、千代さんが担当することになりました。

そこで千代さんがQ1を担当して、ぶっちぎりのトップタイムだったっていうことで……乗ってない僕からしたら、(予選を前にして)緊張しかなかったです。(自分は) 乗ってないのにどこまでいけるんだろうって……。(同じ状況なら)みんな感じることだと思うんですけど、僕もそのひとりだったし、乗ってないっていう(こと)プラス、クルマも(クラッシュ後に)新しくなって、やっぱりモノコック__モノが変わることによって、クルマの動きって全然変わるものなので。そこに対して、乗ったことのないクルマに対してアジャストできるのかっていう部分とで、ほんとに緊張しかなかったです。

──結果、緊張の中で3番手のタイムを獲得。しかもコースレコードを更新。少しはホッとできたのではないですか?

高星:そうですね。セカンドローに並べたっていうところで、少し安心した部分もあります。ただ午前中走れてたらもっとタイムが出た……出せたっていう思いもあるし、走らなかったのに3番ってタイムだったっていう自信みたいのもあるし……両方の思いはあったので、なんとも言えない感じではあったんですが、決勝に向けて考えれば、3位っていう位置は悪くはないとは思ってたので。半分納得……自分を納得させる、じゃないですけど、そういう思いでいました。

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