人気ランキング

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

メルマガ

お好きなジャンルのコラムや
ニュース、番組情報をお届け!

メルマガ一覧へ

コラム&ブログ一覧

モーター スポーツ コラム 2022年6月8日

【スーパーバイク世界選手権 第4戦 ミサノ:プレビュー】王者ラズガットリオグルの勝利はいつか?

モータースポーツコラム by 辻野 ヒロシ
  • Line
第3戦 決勝レース2のポディウム

第3戦 決勝レース2のポディウム

排気量1000ccのビッグバイクによる争い「FIMスーパーバイク世界選手権」は3戦、6レースを消化。ヨーロッパ転戦の第4戦はイタリアのミサノで開催。今回は6月10日(金)〜12日(日)に第4戦のプレビューをお届けしましょう。

前戦・エストリル(ポルトガル)ではアルバロ・バウティスタ(ドゥカティ)、ジョナサン・レイ(カワサキ)、そして昨年の王者トプラク・ラズガットリオグル(ヤマハ)の三つ巴バトルが展開され、スーパーポールレースを含めてこの3人が表彰台を分け合う形となりました。

シリーズポイントで17点のリードを築いているのがアルバロ・バウティスタ(ドゥカティ)=161点。続くランキング2位がジョナサン・レイ(カワサキ)=144点、そして3位がトプラク・ラズガットリオグル(ヤマハ)=109点となっています。今シーズン、この3人以外で表彰台に登ったのはアンドレア・ロカテッリ(ヤマハ)とイケル・レクオナ(ホンダ)の2人だけ。いかにバウティスタ、レイ、ラズガットリオグルの3人が突出しているかが分かりますね。

ただ、この3人の中でディフェンディング王者のトプラク・ラズガットリオグル(ヤマハ)には勝利がまだありません。今シーズン前半戦ではポールポジションが4回あるラズガットリオグルですが、1度レイと接触した以外では2位と3位のみという表彰台の常連ではあります。しかし、今季はレースでベテランに翻弄され、競り勝つことができていないのです。

昨年までの勢いを見ても、全日本ロードレースで1−2フィニッシュを続ける様を見てもヤマハYZF−R1のポテンシャルが決して低いわけではないでしょう。ただ、熟成が進んだドゥカティ・パニガーレV4R、新型となったカワサキZX−10RRが高いポテンシャルを発揮しており、差がない状態と言えます。

あと一歩のところで勝利に辿り着けていないトプラク・ラズガットリオグル(ヤマハ)ですが、昨年チャンピオンに上り詰めるまでの道のりを振り返ると、ここミサノでのシーズン初優勝からスーパーポールレースを含めて13勝をマークしており、今季もミサノからの立て直しに期待したいところです。

  • Line

あわせて読みたい

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

ジャンル一覧

J SPORTSで
モーター スポーツを応援しよう!

モーター スポーツの放送・配信ページへ