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モーター スポーツ コラム 2022年5月27日

平川亮が今季2勝目、シーズン中盤戦は混戦模様になるか?

SUPER GT by 吉田 知弘
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9周目を終えたところで、2度目のセーフティカーが解除されてレースが再開されると、ランキング1位と2位の真っ向勝負に注目が集まったが、意外にも先に動いたのは野尻だった。

14周目と比較的早いタイミングでタイヤ交換を完了。この間に平川は1分30秒台前半をキープし、20周目にピットインした。実はメインでタイヤ交換を務めていたメカニックの1人が腰痛により、作業を担当できなくなり、急きょ代打のスタッフで対応することとなった。作業時間は8.5秒と少しかかってしまったが、ミスのない作業で平川を送り出し、野尻の前でコース復帰に成功した。

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そこからは安定したペースで走り続け、レース後半には1分29秒台もマーク。終盤はタイヤが厳しくなったとのことで、後続に迫られたが、最後まできっちりとマネジメントを行い、今季2勝目を手にした。

「一番はやっぱり良いスタートが切れたことです。そこは自分でも狙っていたので、決まって良かったです。今回は、ピットに入ったあとの野尻選手のペースが良くなかったので、少し引っ張って、自分のタイヤ(のパフォーマンス)が落ちるまで行ったという感じです。チームの方でタイヤ交換をいつもやっているメカニックの人が今回腰痛で駄目になってしまって……ちょっとピット作業で不安があったのですが、夜通しとか朝から練習していただいたのでピット作業も上手く決まりました。全部チームワークでできた優勝かなと思っています」(平川)

これで、合計60ポイントに伸ばし、野尻に対して7ポイント差に迫った平川。この1戦で少し流れを取り戻した感はあるのだが、「予選をもうちょっと頑張りたいと思います」と、本人の中ではまだまだ課題はある様子だった。実際、予選ポイントだけで比較すると、野尻が9ポイント獲得しているのに対して、平川は1ポイント。一発の速さが改善できれば、後半戦はさらに勢力図が変わっていきそうな予感だ。

一方、レース後半はペースが上がらず、サッシャ・フェネストラズ(KONDO RACING)、三宅淳詞(TEAM GOH)の先行を許して4位でチェッカーを受けた野尻。今年初めて表彰台でのフィニッシュを逃す形となった。

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