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モーター スポーツ コラム 2022年5月21日

富田竜一郎選手(No.10 TANAX GAINER GT-R)「次の鈴鹿はチームの本拠地にも近いので、2台ともいい順位で終われるようにしたい」

SUPER GT あの瞬間 by 島村 元子
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タイヤも2種類あるうちにあまり攻めずに実績のあるほうを使おうと。ある種コンサバにいったという感じでした。最後まで赤旗もなく、普通にいってたらどこまでいけたかは……(わからない)。埼玉トヨペットさん(GB GR Supra GT/52号車)や65号車(LEON PYRAMID AMG)が(タイヤ)無交換で(ポジションを)上げて来ることはわかっていたし、それを最後のスティントでどこまで追い上げていけるかというレースになると予想はしていましたが、思った以上に大草選手がセカンドスティントでがんばってピットで前に行ったクルマを(コース上で)オーバーテイクしてきてくれて埼玉(52号車)のすぐうしろにはいられたので、うれしいというか安心した気持ちが半分と、最後までレースをやりたかったなという気持ちがありましたね。

──コンサバな戦略とのことですが、オープニングラップでの”勝負”は見ものでした。あれは、”いくならココでしょ!”という気持ちでしたか?
富田:前回の岡山では僕たちの戦略とピットストップでミスがあり、僕らよりペースの遅いクルマのうしろに入ってしまったんです。今の僕たちのセットアップは……いろいろな要因があるんですが、集団の中に入った時にちょっと(ペースが)厳しくて。なのでスバルさん(61号車)のうしろを着いていかなきゃいけないレースになると、(逆転するのは)かなり厳しいと思っていたので、とにかく1周目のうちに抜いてトップに立って、フリーな状態でタイヤのマネージメントをしたいなという気持ちが自分の中にありました。また、スバルさんと僕らでは車重が違うため、タイヤのウォームアップが僕らのほうが全然いい。なので、最初のスティントで(タイヤが)ボロボロになってもいいからとにかく前に出て引き離そうと考えていたんです。思った以上に僕たちのタイヤ(パフォーマンス)の落ちが少なかったおかげで、スバルさんを3〜4秒引き離すことができたのはいい意味での想定外でした。逆にスタートでいけなかったら(逆転できなかったら)、もう今回のレースは終わり(勝てない)かなと考えていました。(61号車の)山内選手が(コカ・コーラコーナーで)すごくフェアにスペースを開けてくれたおかげもありますが、前に出られて良かったなと思います。

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