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モーター スポーツ コラム 2022年5月19日

道上龍監督(BUSOU Drago CORSE)「ドライバーふたりも安定感があり、ほとんどミスなく計画どおりに物事が進み、自分の采配もうまくいった」

SUPER GT あの瞬間 by 島村 元子
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34号車 BUSOU raffinee GT-R

34号車 BUSOU raffinee GT-R

ーーライバルとピットが隣だと、抜いても”よっしゃーっ!”とガッツポーズはできないですね(苦笑)。
道上:”よっしゃーっ!”はなかったです(笑)。というのも、あのときスバルさんは山内選手がスタート担当だったと思いますが、(1回目のピットインで)ドライバー交代していないし、コースの状況もわかっているだろうと(思っていた)。多分、アウトラップでも(山内はコースに)慣れているだろうし。すぐにタイヤを温めてそこそこの距離感にはいましたからね。そういう意味ではすぐにきちゃうんだろう(背後に迫ってくるだろう)なという感覚はありました。ただ100R(からヘアピン)でのレッドフラッグが出るまで(※3)はずっと等間隔だったし……。なので井出選手にはずっと無線で、「事実上2番手だから、とにかく10号車だけ見て追いかけてくれ」と伝えました。そのなかで今回はダンロップさんのタイヤが良かったですね。ただ、レースではあってはいけない2回の大きなアクシデントがあり……周回数が半分以上残っている中で終わってしまったので。実際、最後までちゃんとしたレースとして行われていた場合はどうなったのかなというのが正直なところです。

僕らは確実に2回のピットで、給油をしてタイヤは全部替えようというのがまず作戦としてありました。実際、30周ちょっとタイヤが保ったとしても、タイヤ無交換で行こうという作戦はできていたかどうかはわからないですし、実際に残り40何周をうまく走り切れたかどうかも定かではないですね。あの順位でいられたからこそ2位で終えられましたが、僕としてはちゃんと戦っての2位ではないから、なんとなく素直に喜べないところもあります。ほんとなら2位でもうれしいんですが、ショッキングなこともあったしチェッカーを受けてからも、なんとなく喜べるような状態でなかったことが残念ですね。

※3:39周目走行中のGT300車両が挙動を乱して、タイヤバリアにクラッシュ。まずFCY(フルコースイエロー)が宣言され、その後はセーフティカーランに切り替わったが、GT300クラスが46周目を走行中(GT500の49周目)に赤旗が提示され、セッションが中断した。

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