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モーター スポーツ コラム 2021年12月17日

SUPER GT 第8戦:井口卓人(No.61 SUBARU BRZ R&D SPORT) 「富士のレース結果をいい形で終わらせたいという思いが表彰台へ繋がった」

SUPER GT あの瞬間 by 島村 元子
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──後続との差が詰まり、No.60 SYNTIUM LMcorsa GR Supra GTに先行を許しましたが、27周終了時のピットインはほぼ予定どおりでしたか?
井口:本来だともう少し(ピットインのタイミングを)引っ張りたかったというか(第2スティント担当の山内選手と)スティントの半分半分くらいで(交代したかった)……。後半のタイヤのいろいろなリスクを避けたかったこともあり、行けるのであれば真ん中過ぎまで走っておきたいというのがチームみんなの考えでしたが、ちょうどタイヤも苦しくなってきて、その中でピットを済ませた55号車(ARTA NSX GT3)と56号車(リアライズ 日産自動車大学校 GT-R)の間に入るような形になって……。そこでの(タイム)ロスが結構大きかったんです。そこで1、2周少し手こずった部分もあり、このままロスするくらいであれば(予定より)早めに(ピットに)入ってドライバー交代とタイヤを換えたい、とチームに僕から伝えました。

──交代後、バトンを渡した山内英輝選手の様子をどう見ていたのですか?
井口:僕も今年はスタートドライバー(を担当したレース)以外、後半スティントを走っているので、後半のツラさというのもわかっていますし、その中でほんとドラマのようにチャンピオン争いをしている2台(No.55 ARTA NSX GT3、No.56 リアライズ 日産自動車大学校 GT-R)がうしろに付いて……。『ここまでドラマチックになるのかなぁ』と改めてSUPER GTの魅力みたいなものを……(苦笑)そのときはもちろん余裕がないのでそんなことは考えてられなかったですが、今思うと、『なんでこんなにドラマチックだったんだろう』という思いがあって。もちろん山内選手も強くて速いドライバーなので、全信頼をおいて『絶対、ヤマちゃん(山内)だったら大丈夫!』と送り出していますし、ヤマちゃんもそのつもりで走っていたと思うのですが、(コース上は)単独ではなくてライバルがいるしアクシデントがあったりということも含めて、(山内が担当した)30何周(を見守る)っていうのは人生で一番ドキドキしていた時間でしたし、長く感じましたね。

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