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モーター スポーツ コラム 2021年11月22日

SUPER GT第8戦プレビュー |今シーズン最後の戦い、勝つのはどのチーム、チャンピオンの行方は?

SUPER GT by 秦 直之
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J SPORTS 放送情報

勝ってチャンピオンを決めるのは無理?

富士で強さを誇る38号車ZENT CERUMO GR Supra。ホームコースで今シーズン初優勝を果たしたい

ただ、これは明らかにシナリオどおりのストーリーだ。全車ノーハンデだから、たとえタイトル獲得の権利があろうとなかろうと、最後のレースで勝って、シーズンをスッキリ締めくくりたいというのが、どのチームにも共通の意識。そこで前回の富士、第2戦の結果を振り返ってみよう。

まずは予選。WedsSport ADVAN GR Supraの国本雄資/宮田莉朋組のポールポジションを筆頭に、2番手こそARTA NSX GTの野尻組がつけたが、それ以外のトップ6はトヨタ勢で独占されている。こと一発の速さでは、ホンダ勢やニッサン勢の比ではなかったことが分かる。

しかし、決勝では予選11番手だった、Astemo NSX GTの塚越組が優勝。これはアクシデント発生によるFCY(フルコースイエロー)提示前に、ピットに入っていたという幸運もあってのこと。しかも、その後に抜かれた2台がペナルティで、揃って後退。もはや運命的な勝利としか思い難い。

順当に行けば、最終戦でもトヨタ勢が強そうだ。富士にめっぽう強さを誇る、ZENT CERUMO GR Supraの立川祐路/石浦宏明組が、ズバリ優勝候補とした上で、対抗はここ2戦の勢いで、ARTA NSX GTの野尻組。大穴は前回の富士でポールを奪っている、WedsSport ADVAN GR Supraの国本組とした上で、チャンピオンの行方は……というと。

もう予測不能としか言いようがない。少なくても勝って、順当に決まるということだけはないのではないか。最終ラップの大逆転で決まった、昨年とは違って。

42勝目を挙げられるか、GT-R!

ラストランとなるGT-R。12号車、カルソニックIMPUL GT-Rは有終の美を飾る事ができるのか!?

そして今回がラストレースとなるニッサンGT-Rについても、触れておかねばなるまい。2008年にフェアレディZに代わって投じられてきたR35・GT-Rは14シーズンを戦い、その間に41勝、そして36回のポールポジションを獲得してきた。GT300クラスでは引き続き使用されるが、GT500クラスでは勝って惜しまれつつ、活動終了としたいはず。先にも述べたとおり、カルソニックIMPUL GT-Rにしかチャンピオンの権利は残されていないが、他の3台とも合わせ、凄まじい猛攻を見せてくれるに違いない。

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