人気ランキング
J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題
コラム&ブログ一覧
ラスト1周までアグレッシブな走りでリードをしたNo.12 カルソニック IMPUL GT-R。
GT300クラスとの混走を利用して、なんとかチャンスを見出そうとした野尻だが、平峰も混走をうまく使う走りで、相手に隙を見せなかった。順位が入れ替わらないままファイナルラップへ。誰もが12号車の今季2勝目だろうと思い始めた瞬間。青色のGT-Rは突然加速力を失った。ガス欠症状に見舞われたのだ。
「2コーナーを立ち上がってから12号車が加速していかなかったので、その瞬間に『これは僕たちのレースだ』と思いました。僕たちも同じようなことにならないように、燃料は大丈夫だと言われていましたけど、最後のラップは気を抜かずに走りました」(野尻)
12号車がスローダウンした瞬間、おそらく多くの人が昨年の最終戦でのNo.37 KeePer TOM’S GR Supraのスローダウンを思い出したことだろう。ある意味で、このレースも最近のSUPER GTがいかに“勝利のために各チームが極限まで突き詰めているのか”を物語っているような気がする。
その中で勝利を飾り、最終戦での逆転チャンピオンの可能性を大きくした8号車。レース後、ARTAのピットは活気に満ち溢れていた。それ対し、これまでポイントリーダーとして堅実なレース運びをみせてきた1号車チームクニミツのピットは、勝負の1戦と捉えていたもてぎ大会で結果を残せず、どこか“追い込まれた”という切羽詰まった雰囲気に支配されていた。
No.8 ARTA NSX-GTは劇的な逆転勝利を果たした。
たった1戦の結果で、ここまでチームの流れや雰囲気が変わってしまう。それも、SUPER GTの難しさであり、見どころのひとつなのかもしれない。
ポイントランキングを見ると、ホンダ勢のマシンとドライバーが上位を固めているが、トヨタ勢ではNo.36 au TOM’S GR SupraとNo.14 ENEOS X PRIME GR Supra、日産勢では12号車が逆転の可能性を残している。
最終戦はトヨタのお膝元である富士スピードウェイで、同地でのスープラの速さはライバルもお手上げ状態になるほど。それだけに、もてぎでもスープラの逆襲を警戒する声が多方面から聞こえてきた。
あわせて読みたい
J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題
ジャンル一覧
人気ランキング(オンデマンド番組)
-
SUPER GT 2024 公式テスト 富士スピードウェイ セッション1
3月23日 午前8:55〜
-
【先行】SUPER GT 2024 公式テスト 富士スピードウェイ セッション2
3月23日 午後1:55〜
-
SUPER GT 2024 公式テスト 富士スピードウェイ セッション3
3月24日 午前8:55〜
-
【先行】SUPER GT 2024 公式テスト 富士スピードウェイ セッション4
3月24日 午後2:25〜
-
【限定】SUPER GT 2024 公式テスト 岡山国際サーキット セッション4
3月17日 午後1:45〜
-
【限定】SUPER GT 2024 公式テスト 岡山国際サーキット セッション2
3月16日 午後1:55〜
-
FIA フォーミュラE世界選手権 2024 第4戦・決勝 サンパウロ(ブラジル)
3月16日 深夜1:30〜
-
3月21日 午後5:30〜
モータースポーツ人気アイテム
-
1/18スケールモデル Sauber C9 No.63 Winner 24H Le Mans 1989 J. Mass - S. Dickens - M Reuter
-
Red Bull MOTUL MUGEN NSX-GT No.16 TEAM Red Bull MUGEN GT500 SUPER GT 2022 Ukyo Sasahara - Toshiki Oyu
-
au TOM’S GR Supra No.36 TGR TEAM au TOM’S GT500 SUPER GT 2022 Sho Tsuboi - Giuliano Alesi
-
WRC Tシャツ グレー
-
WRC フーディ グレー
J SPORTSで
モーター スポーツを応援しよう!