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モーター スポーツ コラム 2021年11月4日

SUPER GT 第6戦:嵯峨宏紀(No.31 TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr GT)「ウィニングラップでは、5年間勝てなかった思いを噛みしめていたが……意外と冷静だった」

SUPER GT あの瞬間 by 島村 元子
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僕たちの車両_GT300車両は、GT3と異なる魅力があって。自分たちで開発していろいろ足りないものは新たに部品を作ったりしてコツコツとやっているので、そういう部分で言うとやりがいを感じています。(FIA)GT3のようにいじるところが少ないというか、基本的に買ってきたパッケージで、基本的にタイヤ選択しかできない車両に比べると、難しさもあるし楽しさの部分もありますね。

──レース後、コンビを組む中山友貴選手、金曽裕人監督と並び立ったとき、皆さんが優勝をしみじみと味わっているような雰囲気が印象的でした。
嵯峨:正直、オートポリスでは勝てるとは思ってなかったんです。半分はしみじみ、半分はビックリで”なにが起きちゃったの!?”という感じだし……。おそらくは競馬で言うところの”万馬券”みたいな感じで。僕らが勝つとは誰も思ってなかったのでほんとにビックリしました(笑)。

ポールポジションを獲得

ポールポジションを獲得

──ポールポジション獲得を果たした予選のアタックを振り返ってください。
嵯峨:レースウィークの流れとして、まずタイヤチョイス__ハードタイヤとソフトタイヤをどのチームでも2スペックくらい持ってきて、その中でタイヤを選択します。加えてセッティングをコンディションに合わせて行うのですが、aprではひとりのドライバーが『今週(の担当)は嵯峨です』とか『(コンビを組む)中山(友貴)です』 みたいな感じで(行う)。昔からそうなんです。で、やらない方は基本的にチェックで乗るだけなんです。(担当者は)ニュータイヤを2セットテストをするので予選Q1を担当して、チェックする方がQ2に行くというのが今までの流れでした。今回、僕がセッティングとタイヤ選択の担当だったのですが、手応えがあって……。

予選でかなり上位に行けそうな雰囲気があったし、『ポール(ポジション)が獲れるんじゃないか』という自信があったので、チームと中山選手とも話をして、『申し訳ないけれど、Q2担当させてくれ』と。口約束ですが(苦笑)、『必ずいい結果を出してくるから』と言って(予選に)行きました。一方、Q1担当の中山選手がトップで帰ってくるとは思わなかったので(笑)、『あれっ!? 友貴がQ2行ったほうが良かったんじゃね!?』と思いつつ、ドキドキしながらQ2に行きました。実際、想像以上いいいタイムだったので、自分としてもホッとしました。

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