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モーター スポーツ コラム 2021年11月4日

SUPER GT 第6戦:嵯峨宏紀(No.31 TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr GT)「ウィニングラップでは、5年間勝てなかった思いを噛みしめていたが……意外と冷静だった」

SUPER GT あの瞬間 by 島村 元子
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辛子蓮根に扮した嵯峨選手

辛子蓮根に扮した嵯峨選手

「SUPER GT あの瞬間」と題して、レース内容をドライバー自身に振り返ってもらう本企画。一部映像化し本コラムの最終ページで視聴可能である一方、本コラムでは余すことなく全文を紹介する。

オートポリス戦を迎えるまでノーハンディだったNo.31 TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr GT。唯一無二のハイブリッド車両としてシステム開発を続ける中、さらに今シーズンはFR化によるセットアップにも尽力してきた。さまざまな”産みの苦しみ”を経て、ようやく掴み取った初勝利までの道のりを嵯峨宏紀選手に訊いた。

──待望の今季初優勝がポール・トゥ・ウィンとなりました。
嵯峨:プリウスで勝ったのは、2016年(第4戦SUGO大会)以来です。ポール・トゥ・ウィンだと昔、ウェットのレースであったかも(※1)。ドライだと初めてかもしれないですね。

※1:2015年第8戦もてぎ大会でポール・トゥ・ウィン。ウェットの予選で嵯峨自らがポールポジションを獲得。決勝は、序盤はウェット、後半はドライコンディションでの一戦だった。

──今シーズンはなかなか結果が残せず、関係者の皆さんとともに開発に携わる立場として、なんとかしたいという思いが膨らんでいたのではないですか? またフラストレーションは溜まりませんでしたか?
嵯峨:フラストレーションというよりも……(参戦車両が2019年から)PHV(プラグインハイブリッド)になって、東京オートサロンで参戦発表をしたときに『プリウス史上というかapr史上、良くなるか悪くなるかわからない』とコメントしたのですが、まさにそのとおりでした。ほんとにトライ&エラーの連続で……。同じプリウスですがエンジンが大きく変わり、FR車両になったことで、今まで使ってきたバックデータがまったく役に立たない中での戦いでした。データをコツコツ積み重ねてきた中での勝利だったので喜びもひとしおでしたし、この方向で正解なのかな、というものがようやく見つかったので。ちょっとホッとしました。

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