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モーター スポーツ コラム 2021年10月29日

シーズンもいよいよ大詰め。タイトルの決まるクラスも

モータースポーツコラム by 皆越 和也
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トヨタはハイパーカークラス初代王者を目指す。

プロトタイプカーとGTマシン、4つのクラスの混走による世界耐久選手権(WEC)の2021年シーズン第5戦「バーレーン6時間」が、10月29〜30日に中東バーレーンのサヒール、バーレーン・インターナショナル・サーキットにおいて開催される。その決勝の模様は、J SPORTSで生中継J SPORTSオンデマンドでもLIVE配信する。

2021年シリーズはスパ、ポルティマオ、モンツァ、そして最大のイベントであるル・マン24時間を経て、本来は9月末に富士で第5戦が開催される予定だった。しかし新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い中止となり、最終戦の開催地であるバーレーンにおいて、2週連続でレースが開催されることになった。このため第6戦は6時間、第7戦(最終戦)は翌週の11月5〜6日に8時間レースとして行われる。

トップクラスとなるハイパーカークラス(3台)は、まずトヨタの8号車GR010が連勝し、モンツァとル・マンでは7号車が連勝して開幕から4連勝。今回トヨタGRは3位フィニッシュで初となるハイパーカー世界耐久選手権のタイトルを獲得。3年連続の世界チャンピオン獲得はほぼ確実だろう。ただドライバーズタイトルはまだ混戦で、これは最終戦まで持ち越されるだろう。ル・マン24時間で発生した燃料系のトラブルも対策は済んでいるようだ。

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LMP2クラス(11台)は28号車JOTA(89点)、31号車チームWRT(88点)、38号車JOTA(81点)、22号車ユナイテッド・オートスポーツUSA(76点)と4台が僅差であり、こちらのタイトル争いも最終戦まで持ち越されることになりそうで、目が離せない。

LMP2クラスは28号車JOTAがトップだが2位との差は僅か7点と大接戦になっている。

LMGTE Proクラス(4台)は51号車AFコルセのフェラーリ(124点)と92号車ポルシェGTチーム(112点)の一騎打ち状態で、このクラスもタイトルの決定は最終戦に持ち越しとなる。

LMGTE Amクラス(13台)はポイントリーダーである83号車AFコルセのフェラーリが優勝すれば、これでタイトルは決定。ランキング2位である33号車TFスポーツのフェラーリの意地を見たい。このクラスには日本の777号車D’station Racing(星野敏、藤井誠暢、アンドリュー・ワトソン)も参戦しており、表彰台を目指す走りを見せて欲しいものだ。またCARGUY Racingの木村武志は57号車ケッセル・レーシングのフェラーリをドライブする。

今年も各クラスで激しいバトルが長時間にわたり展開される”シーズン9”。 J SPORTSでは、決勝を30日午後4時30分から深夜0時30分までJ SPORTS 2にて生中継予定。

文:皆越 和也

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皆越 和也

皆越 和也

1961年熊本県出身。1980年代後半に富士スピードウェイで観戦した「WEC in JAPAN」で四輪モータースポーツに目覚め、モータースポーツ専門誌編集部等を経てフリーランスのフォトライターに。SUPER GTは全日本GT選手権がスタートした1993年より、ほとんどのレースを現場で取材している。

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