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モーター スポーツ コラム 2021年10月29日

2021 インタープロト&KYOJO CUP第3大会レポート| 雨の富士で見られた“3人の笑顔”

モータースポーツコラム by 吉田 知弘
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野尻智紀(J-Gear KIプロモート)

関口、野尻ともに、このシーズン1勝目を皮切りに流れを作ることができるのか。12月の第4大会も目が離せない存在となりそうだ。

そして、気になるのが2021シーズンのチャンピオン争い。第3大会を終えて福住が62ポイントでトップをキープ。10ポイント差で山下健太(NAVUL)がつけ、ランキング3位には藤波清斗(GARDEN CLINIC RT)が51ポイントで続いている。

見た目上では福住が一歩リードと言った印象だが、最終大会はポイントが1.5倍となるため、まだまだ多くのドライバーにチャンスがあると言える。今シーズンも最後の最後まで目が離せないバトルが展開されそうだ。

【ようやく今季初勝利をつかんだ翁長実希「自信を取り戻せた」】

翁長実希(KeePer VITA)は今季初優勝。ポディウムで笑顔がはじけた。

KYOJO CUP supported by MUSEE PLATINUMも後半戦に突入。ここまでの2戦は辻本始温(ORC ARUGOS VITA)が他を寄せ付けない速さをみせ、2連勝をマーク。今回は“打倒、辻本始温”がライバルたちの間では合言葉となっていた。

その中で先陣を切ったのが下野璃央(YGF Drago VITA)だ。これまではドライコンディションでの速さが課題となっていたが、今回は走り出しから好調な走りをみせ、2分00秒210で今季2度目のポールポジションを獲得。2番手の辻本に対し、0.2秒の差をつけた。

決勝は直前に降り始めた雨の影響によりウエットコンディションに。そのまま今季初勝利を狙いトップを快走した下野だが、2周目にスピンを喫し後退。さらに反則スタートがあったとして、ドライブスルーペナルティを受け、優勝争いから脱落してしまった。

代わってトップに立ったのは辻本。小山美姫以来となる開幕3連勝が実現するかと思われたが、難しいコンディションで不安を抱えながら走っていた。

「最初は下野選手の走りをみて、どうなっているかを予測することができましたが、トップに立ってからは自分で路面の状況を探りに行かなければいけなかったので、逆に焦りました。ブレーキングでも、ずっとタイヤと路面と対話しながら走っている感じでした」(辻本)

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