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モーター スポーツ コラム 2021年10月29日

2021 インタープロト&KYOJO CUP第3大会レポート| 雨の富士で見られた“3人の笑顔”

モータースポーツコラム by 吉田 知弘
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昨年から55号車のドライバーを担当している関口。このマシンでジェントルマンクラスに参戦する寺川和紘が第3大会の第5戦でポール・トゥ・ウィンを飾った。自分の勝利はもちろんだが、一緒に組む寺川が好結果を残せたことに嬉しさを感じている様子だった。

「自分のリクエストでタイヤの内圧を高めに設定しましたが、それがうまく噛み合わなくて苦しかったです。それでも1コーナーでのブレーキングで何とか粘ってトップを守りました。ジェントルマンレースで同じチームの寺川選手が優勝してくれたことが嬉しいです。ここまで自分がコーチングし、一緒にやって来たことが成果として現れたのは良かったです」(関口)

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レース後、寺川和紘(右)と喜びを分かち合った関口。

続く、第6戦も関口が先頭でスタートしたが、1コーナーでは混戦の中でポジションを落としてしまう。さらに2周目にはバトルの中で接触してしまいスピン。マシンにもダメージが及んでおり、残念ながらリタイアとなってしまった。

代わりにトップに立ったのが7号車の野尻。序盤から安定した走りで周回を重ねていくが、後半になるとSUPER GTでのチームメイトである福住仁嶺(キーパー号)が背後に接近してきた。

刻々と変わる路面コンディションに野尻もあわやというシーンがあったが、しっかりとトップを守りきり、こちらも今シーズン初勝利を飾った。

実は野尻も、インタープロトでは優勝から遠ざかっていた。初めて参戦した2018年の最終大会でいきなり優勝を飾ると、2019年の序盤戦も勝利を重ねていたが、それ以降は苦戦するレースばかりだった。それだけに、レース後は笑顔が見られた。

「インタープロトでは、ここ最近ずっと“暗黒の時代”のような感じで……。不甲斐ないレースが多すぎたので、申し訳ないなと思っていました。その分、今日はせっかく巡ってきたチャンスだったので、SUPE GTやスーパーフォーミュラでやっている時と同じように集中して、タイムを削っていくということをやれたので、それも結果につながったのかなと思います」(野尻)

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