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モーター スポーツ コラム 2021年10月16日

SUPER GT 第5戦:山内英輝(No.61 SUBARU BRZ R&D SPORT)「楽しみながらレースができているので、僕は今すごく幸せ」

SUPER GT あの瞬間 by 島村 元子
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──交代後、ほどなくしてセーフティカーが導入され、後続とのギャップが縮まりました。どういうことに気を遣いましたか?
山内:いつもスタートをやっているので、(リスタートで)接戦になることに対しては何も思わないんですが、前に周回遅れの車両が4台くらいいて、それをうまくパスしていかないと……(いけなかった)。(GT300クラスの)GT-RやNSX GT3はストレートが速いので、僕らの(特性である)コーナー(での速さ)をうまく出し切って行かないとストレートで抜かれてしまうので、そこは気をつけていました。(そんな中、後続の55号車からの追突を受けて)左リヤのエアロ自体がほとんど取れてしまって……。逆に(気持ちに)スイッチ”が入った感じでした。カチン”と来て、そこで完全にスイッチが入った感じでした(笑)。なので、その勢いで前の4台にも割って入り、それで逆にARTAさんはそこ(4台)に詰まりながら抜いてきた感じだったので、マージンがそこでうまく作れた感じでしたね。

ポール・トゥ・ウィンでシーズン初優勝

ポール・トゥ・ウィンでシーズン初優勝

──最後は後続に約11秒の大差をつけて念願のポール・トゥ・ウィンを達成。チェッカーを受けた瞬間はどんな気持ちでしたか?
山内:最初にも言いましたが、素直に嬉しかったですね。(優勝まで)長かったですし、やっと勝ったという気持ちも強かったです。ここからもっと勝っていく!という気持ちが強かったので、無線でも最初はうれしい気持ちを伝えたあとに冷静にクルマの症状であったり話をしていたのですが、チームの返事は『今は(そういうことを)しゃべらなくていいよ。あとで聞くから』と……。たぶん、僕の話は聞いてなかったんだと思います(笑)。ちょっと温度差があるなと思いながら、(パルクフェルメに)帰ってきました。

でも、僕、後半を走って勝ったのは初めてだったんです。自分自身でチェッカーを受けたのも初めてだったので、正直(チェッカーまでの)2~3周は手足が震えましたね。『結構、緊張するな』とは思いました。ここでGT500に当たったりとかなにかミスしたらすべてが台無しになるので。そこは結構ドキドキしましたね。あと、(パルクフェルメに)帰ってきてクルマを停めると、卓ちゃんがクルマをバンバンと叩きながらずーっとこっちを見て、なんか最高の出迎えをしてくれたなと思いましたね。

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