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モーター スポーツ コラム 2021年10月16日

SUPER GT 第5戦:山内英輝(No.61 SUBARU BRZ R&D SPORT)「楽しみながらレースができているので、僕は今すごく幸せ」

SUPER GT あの瞬間 by 島村 元子
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──SUGOは“魔物が棲む”とよく言いますが、山内選手はそのSUGOで2度目のポール・トゥ・フィニッシュを達成しました。どうやら、SUGOとは相性が良いようですね!?
山内:みなさんよく魔物”っておっしゃるんですけど、たぶん、友達になれてるんじゃないかなと思います(笑)。

──3年ぶりの勝利。改めて感じる思いは?
山内:勝った瞬間やレースが終わったあと……その日は『このまま次も勝ちにいきたい』という気持ちがすごく強かったんですけど、家に帰って妻に会って話をしていると、(勝つまでの間に)『いろいろあったんだなぁ』とすごく感じました。卓ちゃん(井口)ともそうですが、振り返るといろいろあって。3年間待ってくれていたファンであったり、色んな方だったり……たくさんの人から祝福のメールや電話をいただいて。2、3日は(優勝の)余韻に浸っていました(笑)。

──第2戦富士、第3戦鈴鹿でポールポジションを獲得したものの、レースは悔しい結果に終わりました。3度目のポール獲得となったSUGOに向けて、周到な準備をされたと思います。
山内:鈴鹿ではレースの事前にテストにも行き、クルマのバランスも良くて決勝にも自信があった中で挑んで……でも全然歯が立たなくて。『なぜだ!?』っていうところからまた新たに始めましたし、SUGOに行くまでにも色々やりました。去年からチーム……STI(スバルテクニカインターナショナル)さんもスバルさんも、R&Dさんも、みんな腹を割って『ここはこうだ』とか、いろいろしっかりと話ができているので、チームの雰囲気ががすごく良くて。やってる僕たちも楽しみながらレースができています。みなさんがほんとにがんばってくれているから、繋がった結果だと思います。レースが終わったあとのみんなの笑顔を見たときには、『あぁ、いいなぁ』と思いましたね。

また、今回は、チームから『これをやりたい』という提案があったんです。それで事前のオートポリスを走りました。ドライは走れなかったんですが、雨だとよりグリップが低くなるので、今まで課題だったリヤのナーバスさがより顕著に出ていました。(テストで)それを変えたことにより、すごく良くなったんです。本当にチームがクルマへの理解力が深まっているからこそ、できる技だと思います。またダンロップさんも開発能力がすごくて、僕たちに『こういう風にしたほうがいい』という提案があって……。みんなの話を聞いていると『どんどん濃い話をしているな』というか……(笑)。第三者みたいな言い方になりますが、話を聞いているとすごく楽しいですし、みんなと一緒にやっているなという感じがあって充実しているし、楽しみながらレースができているので、僕は今すごく幸せです。

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