人気ランキング

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

メルマガ

お好きなジャンルのコラムや
ニュース、番組情報をお届け!

メルマガ一覧へ

コラム&ブログ一覧

モーター スポーツ コラム 2021年9月30日

SUPER GT 第5戦:平峰一貴(No.12 カルソニック IMPUL GT-R)「勝手に涙が出てきて、すごい不思議な気分だった」

SUPER GT あの瞬間 by 島村 元子
  • Line

ここ数戦……いつからだったかなぁ……今までは自分で考えて、“こうやって、ああやって…”ってやってたんですけど、うまく歯車が合わないときに、『平峰、そういう時はこうするんだよ』って、現場で大駅さんに教えてもらっていたんです。今までもちゃんと大駅さんと話し合って、うまくやってきたつもりだったんですけど、もてぎから鈴鹿あたりで大駅さんが言うことをもっと聞くようにして……。『こうするんだぞ、ああするんだぞ。あいつはこうだったんだぞ』とか、いろいろ教えてもらいながらやってると、なんかうまく行くようにもなってきて。だから最近は、結構大駅さんの言うことをいつも聞いているんです。

12号車 カルソニック IMPUL GT-R

12号車 カルソニック IMPUL GT-R

──公式練習、予選の結果を見ても、鈴鹿から“上り調子”で、チーム全員が同じ方向を見て戦っていたように感じました。
平峰:鈴鹿では、他の日産勢に比べて僕らは散々だったので、あそこが監督もホント悔しかったでしょうし、第2スティントを走っていた僕も、一時は2位まで走っていたんですけどそこからどんどん(ポジションが)下がっていっちゃったんで。僕も一生懸命走っているし、(コンビを組む)松下(信治)もそうですし、大駅さんも一生懸命クルマをいつもドライバーとコミュニケーション取りながらやってくれてるのに、うまく行かなかったのでみんな悔しかったと思うんです。

そこであのあとすぐにチームミーティングをしました。ドライバーもエンジニアもみんな集まって。高橋(紳一郎)工場長も、監督も来てミーティングをしたんですけど、そういう苦しいときにみんなで集まってミーティングして、自分たちが思っていることを話し合って、いいクルマ作りといいチーム作り(をして)、悪いところからぐっと上がってくるときっていうのは、またチームがぐっと強くなるんですよ。僕らが言うことを聞いてうまく走ってくれないから、大駅さんも大変だったと思うんですけど(苦笑)……。

──スタートドライバーの松下選手の様子を、ピットで星野監督と並んで見ていたそうですが、監督がかなり興奮していたと聞きました。
平峰:松下が一回抜かれちゃったんですよね。17号車(Astemo NSX-GT)に抜かれたときに、僕は(星野監督の)隣に座ってて。去年は……(モニターを見ているときに)肩をうわぁーって叩かれたんですよ(笑)。たしかこっちの肩(左肩)だったと思うんですね。(星野監督の手が)重いから、じ~んときていた(肩に響いた)んです。『気合いが入ったぜ!』って思ってたんですけどね。

  • Line

あわせて読みたい

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

ジャンル一覧

J SPORTSで
モーター スポーツを応援しよう!

モーター スポーツの放送・配信ページへ