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モーター スポーツ コラム 2021年9月29日

【FIM スーパースポーツ世界選手権2021 第11戦 ポルティマオ(ポルトガル):プレビュー】止まらないエガーターの勢い

モータースポーツコラム by 辻野 ヒロシ
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一方で、スティーブン・オデンダール(ヤマハ)は昨年アルガルヴェでレース経験を積んでいます。昨年はレース2で表彰台まであと一歩の4位と、シーズンのベストリザルトを残しているサーキットです。ただ、ここ最近は表彰台から遠ざかってしまっており、厳しいレースが続きます。エガーターに100点の差をつけられずに、次戦アルゼンチンへチャンピオン争いを持ち越せるかどうか、行方は彼の結果にかかっています。

また、ヘレスではフィリップ・エッテル(カワサキ)がポールポジションを獲得し、さらに今季ベストリザルトとなる2位表彰台を獲得。最近絶好調だった19歳の若手、マニュエル・ゴンザレス(ヤマハ)を上回り、ランキング3位に躍り出てきました。シーズン終盤戦はエッテルvsゴンザレスのランキング3位争うが熾烈になってきそうです。

また、ここ最近、とても印象的な走りを見せているのがニキ・トゥーリ(MVアグスタ)です。カタロニアで今季初の3位表彰台を獲得し、さらにヘレスでも3位表彰台に登壇しました。北欧フィンランド出身のトゥーリは2017年にスーパースポーツ世界選手権にフル参戦。当時のバイクはヤマハでしたが、なんとルーキーイヤーながらフランス・マニクールで1勝しています。一旦、グランプリに転向していましたから、フル参戦となるのはその年以来4年ぶり。プロダクションバイクのレースにも再びアジャストできたのか、連続表彰台は今後に期待が持てる結果です。少数派のMVアグスタで孤軍奮闘するトゥーリの走りにも注目しましょう。

文:辻野ヒロシ

辻野 ヒロシ

辻野 ヒロシ

1976年 鈴鹿市出身。アメリカ留学後、ラジオDJとして2002年より京都、大阪、名古屋などで活動。並行して2004年から鈴鹿サーキットで場内実況のレースアナウンサーに。
以後、テレビ中継のアナウンサーやリポーターとしても活動し、現在は鈴鹿サーキットの7割以上のレースイベントで実況、MCを行う。ジャーナリストとしてもWEB媒体を中心に執筆。海外のF1グランプリやマカオF3など海外取材も行っている。

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