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モーター スポーツ コラム 2021年9月6日

SUPER GT 第3戦:松田次生(No.23 MOTUL AUTECH GT-R) 「地元の鈴鹿で勝てるってすごく幸せなことだと改めて感じている」

SUPER GT あの瞬間 by 島村 元子
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一時は4位まで順位を落とすも脅威の追い上げで優勝

一時は4位まで順位を落とすも脅威の追い上げで優勝

──前回のもてぎで流れを掴み、鈴鹿で逆転勝利。この状況は後半戦に向けてのモチベーションも高まるのではないですか?
松田:去年も鈴鹿まではエンジンが壊れたり、調子が悪くてノーポイントだったり、というのがありました。また、今年の開幕戦は接触でリタイヤ、第2戦ではエンジンが壊れ、(第4戦)もてぎが(鈴鹿より)先に来ちゃったので流れに乗り切れないなという中で鈴鹿になったのですが、ここで盛り返すことができましたね。去年は鈴鹿で2勝できましたが、それ以外のコースではなかなかうまく行かなかったので、今年はSUGOとオートポリスが新たに加わる分、去年とは勢力図がたぶん変わってくると思います。僕たちもSUGOとオートポリスでのテストが出来ているわけじゃないので、一昨年のデータも見つつ、タイヤを合わせ込んでクルマもしっかり作り、SUGOかオートポリスでもう一勝できればいいかなという思いがありますね。

──「最近、ドライビングの改善をしている」とのことでしたが、まだやるべきことがあるとお考えですか?
松田:クルマも日々進化していく中で、ドライビングも昔の乗り方と今の乗り方とでは結構変わってきていると思っています。F1もそうだと思いますが、(セバスチャン)ベッテルがチャンピオンを獲ったときはすごく乗れていたけれど、どんどん新しいドライバーが出てきてクルマも変わってきて……となったときに、若いドライバーはそういうクルマに近い(=慣れ親しんだ)状態で(F1に)上がってくるのですぐ対応できていると思うんです。今のSUPER GTも同じで、例えばトヨタで言うとヤマケン(山下健太)だったり坪井(翔)君だったり新しい選手が(トップカテゴリーに)上がってきて、日産だと松下(信治)選手や平峰(一貴)選手といった”新しい風”が入ってくることによって、彼らの速さをテストで見ることがあります。もちろん、自分がやってきたドライビングに対しても”ひとつの筋”はあるんですが、(彼らの走りから得たことを)『こういう乗り方したら、まだ速くなるんだな』と分析しつつ、なおかつ今のクルマの乗り方に合わせていくということが結構(大切だと思う)……。

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