人気ランキング

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

メルマガ

お好きなジャンルのコラムや
ニュース、番組情報をお届け!

メルマガ一覧へ

コラム&ブログ一覧

モーター スポーツ コラム 2021年9月3日

【スーパーバイク世界選手権 第8戦 マニクール:プレビュー】2戦連続で敗れたカワサキ、7連覇に赤信号?

モータースポーツコラム by 辻野 ヒロシ
  • Line
ジョナサン・レイとスコット・レディング

ジョナサン・レイとスコット・レディング

世界のオートバイメーカーのフラッグシップマシンが争う「FIMスーパーバイク世界選手権」は7戦を終了し、第8戦がフランスのマニクールサーキットで9月3日(金)〜5日(日)に開催されます。

チェコのモストサーキット、スペインのナバラサーキットと2戦連続で国内レースファンには聞き慣れないサーキットでレースを実施してきたわけですが、次戦はフランスのマニクールと聞いて何だかホッとしますね。マニクールはフランス中部にある1周約4.4kmのサーキットで、「FIMスーパーバイク世界選手権」はフランスラウンドを長年ここで開催しています。

シーズン終盤のレースとして設定されることが多いのですが、今年はシーズン中盤での開催。毎年、名勝負や意外なウイナーが誕生するドラマチックなレースが楽しめるコースとしてお馴染みです。

さて、そんなマニクールはなんと選手権をリードするライダー2人、ジョナサン・レイ(カワサキ)とトプラク・ラズガットリオグル(ヤマハ)が311点の同ポイントで並んだ状態で迎えることになりました。これまでもチャズ・デイビス(ドゥカティ)やアルバロ・バウティスタ(ホンダ/当時ドゥカティ)らがシーズン中盤にレイを苦しめたことがありましたが、互角のマッチレースを展開しながらシーズン後半戦を迎えるという展開はなかなかエキサイティングです。

ジョナサン・レイ(カワサキ)はモスト、ナバラと2ラウンド連続で優勝なし。モストのレース1でのリタイアが響き、トプラク・ラズガットリオグル(ヤマハ)との間にあった差は一気に無くなってきました。こういう未知のコースこそ、6年連続の王者であるレイが強さを見せるのではと予想していましたが、まさかの敗戦。モスト、ナバラではトプラク・ラズガットリオグル(ヤマハ)とスコット・レディング(ドゥカティ)が優勝を分け合いました。

これでランキング首位はトプラク・ラズガットリオグル(ヤマハ)=311点/6勝、ジョナサン・レイ(カワサキ)=311点/8勝となり、ランキング3位にスコット・レディング(ドゥカティ)=273点/5勝と続いています。ランキング4位以降はすでに100点以上の差がついており、チャンピオン争いはこの3人に絞られたと言っても過言ではありません。

  • Line

あわせて読みたい

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

ジャンル一覧

J SPORTSで
モーター スポーツを応援しよう!

モーター スポーツの放送・配信ページへ