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モーター スポーツ コラム 2021年8月18日

SUPER GT第3戦プレビュー|軽いに越したことはない。だが、少々重かろうとて……

SUPER GT by 秦 直之
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今回の舞台、鈴鹿はどうだろうか?もてぎほどフルブレーキングを要するポイントは少なく、シケインとヘアピンぐらい。むしろリズミカルに駆け抜けるコーナーが多いため、ウエイト感度は低いと言われ、実際に昨年の第3戦では60kg積んだ、#36 au TOM’S GR Supra(関口雄飛/サッシャ・フェネストラズ組)が3位に入っている。

ただ、軽いに越したことはない。このレースで優勝を飾ったのは、松田次生/ロニー・クインタレッリ組の#23 MOTUL AUTECH GT-R。ウエイトはわずか4kgだった。ところが、この年、鈴鹿では2戦行われ、第6戦では松田/クインタレッリ組が50kg積んでなお、2勝目を挙げている。これは後にも語り継がれよう、「テール・トゥ・ウィン」があったため。

予選で松田がコースアウトし、赤旗中断の原因を作ったことから全タイム抹消となり、最後尾からのスタートを強いられるも、決勝ではアクシデントの発生から素早くマシンをピットに呼び寄せると、直後にセーフティカー(SC)がコースイン。ピットを離れた時には、トップに立っていたという!近頃、こういったパターンで勝利をつかむことも多くなっているので、いい意味で展開が読めなくなっている。前回のもてぎ、GT300クラスも後述するが、まさにそんな感じで優勝が飾られている。

さて、そんな鈴鹿との相性がいい、#23 MOTUL AUTECH GT-Rであるが、現在背負っているウエイトはわずか4kgと、まるで昨年の第3戦を思わせるような状況となっている。もし「二度あることは三度ある」のであれば、今度こそ……の期待がかかる。

ホンダ勢では、大湯都史樹/笹原右京組の#16 Red bull MOTUL MUGEN NSX-GTが、前回のもてぎで初入賞。4位につけた勢いは、まだ継続されていそう。まだウエイトも16kgでもあるし、何よりこのふたりの爆発力には定評のあるところ。さらなる大暴れに期待できそうだ。
そしてトヨタ勢では、ヘイキ・コバライネン/中山雄一組の#39 DENSO KOBELCO SARD GR Supra、立川祐路/石浦宏明組の#38 ZENT CERUMO GR Supraがそろそろ来ないと、もう後がない。それぞれウエイトは26kg、16kgとあって、一気に大量得点が望まれる。

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